ラ・ヴィ・アン・ブフ
新春の箱根路を若者が駆ける。
抜きつ抜かれつ、離されてもあきらめず、ただひたむきに前へ前へと脚を運ぶ。
お正月の午前中は箱根駅伝から目が離せない。
今もテレビ中継画面からは「区間新記録です!」「あ、襷が今、渡されました!」
往路の熱い実況アナウンスが聞こえてきます。毎年、感動しますねぇ。
さて、感動と言えば、お正月の贅沢食材にも、感動しました。
松前町の一本釣り本鮪とともに、おめでたい赤系の牛肉であります。
北海道が誇る黒毛和牛のブランド「白老牛」。
デパ地下のお肉屋さんでローストビーフ用にいい部位を選んでもらいました。

目も覚めるような鮮やかな赤、ルビーレッドに緻密な白いサシが美しい。
北海道白老町の温暖な気候、豊かな自然、恵まれた水など北の大地の恩恵と
生産者の愛情を受けて育った黒毛和牛「白老牛」は洞爺湖サミットの昼食会でもふるまわれ、
その深いコクとまろやかな味わいは世界のVIPを魅了したことでも知られています。
その歴史は昭和29年、白老町と気象条件が類似する島根県山間部で黒毛和牛生産が盛んなことから、
黒毛和種肉牛44頭を導入し「白老牛」の生産がスタート。現在では繁殖牝牛5000頭を有し、
肥育牛年間1400頭の出荷頭数を誇り、平成19年には特許庁から商標登録が認証され、
ブランドの信頼を表すアイヌ文様を象った商標シールが貼られています。
北海道自慢の「白老牛」はローストビーフでいただきましょう。
沖縄の塩と黒胡椒、すりおろしにんにくとオリーブオイルをすりこんで室温で30分以上置き、
120℃の低温に設定したオーブンで25分焼き、そのまま庫内で30分置きます。
オーブンから取り出した後はアルミホイルで包んで保温しておきましょう。
低温でじっくり、ゆっくり、火を通すことでしっとり柔らかく仕上がるのです。

「白老牛のローストビーフ」完成!
なんと美しい薔薇色でありましょう。
La vie en rose(ラ・ヴィ・アン・ローズ)=バラ色の人生、なんてシャンソンがありますが、
La vie en bifu(ラ・ヴィ・アン・ブフ)と歌いたくなるような出来上がり。
bifu(ブフ)とはフランス語で牛肉、人生を感じる薔薇色のローストビーフ♪
まずは、お肉の味をダイレクトに味わうべく、本わさびと沖縄の塩(マース)で、
さらに、自家製ソース2種でそれぞれ違った味わいで楽しみました。
すりおろし玉ねぎと赤ワイン、醤油、蜂蜜、ローストした肉汁を煮詰めたコク旨なオニオンソース、
バルサミコ、醤油、蜂蜜、バターを煮詰めた甘酸っぱいバルサミコソース、
白老牛の肉質が凝縮された深い味わいが三変化、どれも、絶品、極上、感動。
バラ色のローストビーフで
2026年もバラ色の人生となりますように。
La vie en bifu=ラ・ヴィ・アン・ブフなお正月です。


