あんぱんムーン

「空に10円玉だよ!」
朝3時過ぎに目覚めたら、すでに出かける支度をしていた夫が
世紀の大発見のような勢いで声をかけてきました。
10円玉?・・・空に・・・???


ホントだ!
夜明け前の西のそらに「10円玉」のような月が赤く輝いている。
「あ、皆既月食?」「そう!皆既月食」
そうだった、2025年9月8日午前2時30分から3時53分まで、
日本全国で皆既月食が見られたのでした。

月食は地球が太陽と月のちょうど間に入り、地球の影が月面をゆっくりと覆っていく現象。
約3年ぶりに日本で好条件で観測された今回の皆既月食、
まさに月が赤く染まる「ブラッドムーン」の名前にふさわしい幻想的な姿でした。
確かにね、10円玉にも見えなくもない(笑)けど、
あ・・・じ~っと見つめていると・・・おいしいアレにも見えてくる。

「あんぱん」!
まんまるなあんぱんに見えなくもない(笑)あんぱんムーン、だ。
噂の「朝刊さくらい 桜井宏のあんこ通信×しげぱん コラボあんぱん」を
たまたま昨日、おいしくいただいていたかもしれません。

HBCラジオのイベント「HBCラジフェス」が開催されたこの週末、
会場にはおいしいグルメも勢ぞろい、夫のラジオ番組「朝刊さくらい」からも
あんこ好きの桜井宏がお届けするコーナー「あんこ通信」と人気パン屋さん「しげぱん」がコラボ、
北海道産小豆を使ったこだわりのあんぱんが販売されました。

コンセプトは「あんこ好きが食べたい、あったらいいな、こんなあんぱん」。
「つぶあん」と「こしあん」の2種類で、
どちらもパン生地は薄く、あんこはとにかくたっぷり、
持った瞬間の「ずっしり感」で、あんこたっぷりを想像できます。
いざ、二つに割った断面は?


おおお~~~!!!
ほぼほぼあんこ、この断面、あんこ好きが夢見る理想のあんぱんではありませんか。
「つぶあん」は小豆の香りと食感がしっかりとあって「豆感」の存在が素敵、
「こしあん」はほんのり感じる塩気とさらりとした舌触りがどこか懐かしいの。
これは、つぶあん派もこしあん派も、どちらも2種類食べたくなる理想のあんぱんでした。

一夜明け、夜明け前の空に赤く輝くブラッドムーン、
10円玉にも、あんぱんにも見えてしまうあんこ好き夫婦なのだった(笑)
でも、気象衛星も天体観測装置もなかった時代、
月が赤く染まる皆既月食という天体現象は古来より様々な言い伝えを生んできました。

聖書では「終末の兆し」「神の裁きの前触れ」と解釈され、
古代インカでは「ジャガーが月を襲って食べている」、
インド神話では「不吉の魔物が太陽と月を飲み込んでいる」、
日本でも古くから「月が赤く見えると災いが起こる」という言い伝えがありました。

天体に関する科学的な知識がない時代、
月が赤く染まる様子に人々が畏れを感じたであろうことは想像できます。
天体現象と災害の発生には関連性はないとされている現代は
数年に一度見られる皆既月食は美しい天体ショーとして楽しめることができるのですね。

次に皆既月食が国内で見られるのは、2026年3月3日。
来年のお雛まつり、明け方の空に浮かぶであろう赤い月。
10円玉に見えるか、あんぱんに見えるか、
なにに見えるかな~?