お月さまブレッド
今日3月10日は「砂糖の日」。
3と10で、さ+とう=さとう=砂糖、納得の記念日ですね。
朝のラジオが「今朝、お宅にある甘いものは?」のテーマでメール募集していました。
お?我が家にある「甘いもの」、ありますあります、これです。

大好きな「AMAM+」のショートブレッド♪
丸い形のショートブレットが一枚一枚、ハトロン紙で丁寧に包まれて
モノトーンのギンガムチェックのリボンでおめかし。
シンプルでお洒落なパッケージも素敵です。

乳白色のハトロン紙の包みを開けると・・・
うふふ、まんまるお月さまのようなショートブレッドがお顔を出しました。
濃い目の紅茶を淹れて、さっそく一口・・・サクサク・・ホロホロ・・・♪
芳醇なバターの香りと風味がいっぱいにひろがって・・・幸せ~。
これぞ、王道の、真の、ショートブレッド。
サクサクの食感と豊かなバターこそが、このお菓子の名前の由来になっています。
「ショートブレッド」は「短いパン」という意味でなく、
「short」は英語で「食感がサクサク・ホロホロする」という意味の形容詞、
「bread」は「焼き菓子」の意味、つまり「サクサクした焼き菓子」となるのですね。
材料はバター、砂糖、小麦粉のみで作られるスコットランドの伝統的なお菓子で、
クッキーとの違いは卵を使わないこと。バターの量が多いため、生地がほろほろと崩れやすく、
口の中で溶けるような感覚が楽しめます。元々は昔、余ったパンに砂糖やスパイスをかけて
もう一度焼いたラスクのようなものでしたが、バタ-を増やしてサクサク食感になっていったようです。
ショートブレッドと言えばウォーカー社の細長いフィンガータイプをよく見かけますが、
もう一つ、クラシックな円形の「ペチコート・ティル型」があります。
縁に飾りつけて大きな丸型で焼き放射状にカットしたタイプで、
16世紀半ば、女王メアリーが大変気に入ったことで人気が高まりました。
「ペチコート・ティル」とは「ペチコートの裾(tail)」という意味で、
円形に焼いて扇型に切り分けた形がフリルのついたペチコートに似ていることから名づけられたとか。
ちょっとドキドキする由来のようにも思えますが、
フランス語の「petites gatelles(小さなケーキ)」が訛ったという説もありますので、
まあ、あまり、深くは追及しないでおきましょう(笑)
イギリスの街中では細長いフィンガータイプ、ペチコート。ティルタイプだけではなく、
「AMAM+」のような素朴なまんまるお月さま型のショートブレッドもあるようです。
食べやすいサイズで、厚みのあって、ざっくり素朴なヴィジュアルにほっこり。
春を待るお茶時間にお似合いの「お月さまブレッド」。
もう一枚、手を伸ばしたくなる誘惑に満ちています♪

