春待ちごはん
ほのかな曙色。
海を感じる柔らかな香り。
ひと粒ひと粒に染み渡る旨み。
ああ、春が待ち遠しい。
外は雪景色でも日は長くなり、日に日に春が恋しくなる季節。
おいしく春を待ちたいと、ちょっと贅沢な一品を作りました。
礼文産のウニをふんだんに使ったうにの炊き込みごはんです。
北海道産あやひめに昆布、醤油、酒、少々の塩を加え、
新鮮な生うにを冷凍した剝き身をたっぷり加えて炊き上げます。

炊飯器の蓋を開けると・・・ふわぁぁぁ~~~!
春の曙を思わせるウニのオレンジ、鼻腔いっぱいに海の香りが広がります。
なんと贅沢な景色でありましょう。
底にはうっすら魅惑的なおこげも・・・たまらん♪

合鹿椀に盛りつけて刻み海苔を載せれば
「春を待つうにの炊き込みごはん」の完成です。
曙色のうにが真珠色のお米を春色に染める景色にうっとり。
うにの甘み、香り、旨みを重層的に味わえる逸品であります。
海栗、海胆、雲丹。
うにを表す漢字は色々あります。
棘が栗のイガに似ているから「海栗」、その身が動物の肝に似ているから「海胆」、
塩漬けなどの加工品が赤い雲のように見えることから「雲丹」の字が充てられているようです。
また、「うに(海栗・海胆・雲丹)」は春の季語でもあります。
冬から春にかけて身が入り、産卵期を前にした濃厚な味わいから春の食材として扱われ、
2月から4月ごろの早春から晩春の三春の季語とされます。
海辺の磯でとげとげがうごめく姿が春の訪れを表す際に詠まれたりするようです。
北海道ではうに丼のイメージがあるために夏が季語かと思っていましたが、
うにの炊き込みごはんに感じた春の気配はまんざら遠くなかったようですね。
春の季語かぁ、
一句、詠んでみるか・・・
「曙に 染まる釜の香 雲丹ごはん」
ご馳走さまでした♪
★★★本日2月18日(水)HBC「今日ドキッ!」にコメンテーターとして出演させて頂きます。
どんな話題に出会えるのか、わくわくドキドキで行ってきまーす!

