やちむん通信
南国の土、海、太陽。
沖縄の愛しさが詰まった器。
使う人にやさしく寄り添う色と形と景色。
沖縄のやきもの=やちむん、我が家に新たな仲間がやってきました。

なんて美しいブルー、なんて愛らしいフォルムでしょう。
沖縄県那覇市にある窯元「眞正陶房」の器。
沖縄でも数少ない「酒甕」づくりの工房としてスタートし、
少しずつ暮らしになじんでいく器、使う人が元気になる器、心が豊かになる器を作る陶房です。
なかでも人気が高い「マカロン」シリーズの器であります。
沖縄在住の息子夫婦から冬のプレゼントにいただきました。
少し深めのお皿のリム(縁)のラインが、たしかに、マカロン♪
瑠璃やペルシャ、さくら、オリーブなど色々なカラーがあるようですが、
このターコイズ、めっちゃ好きな色、形も風合いも全部大好き、
置いているだけで景色が美しくなる器です。さっそく、我が家のやちむんチームに仲間入り。
何を載せようか、わくわくします♪
窯元で直接選んでくれたやちむんの器。
実は、その包み紙もまた、沖縄好きには嬉しいのであります。

沖縄の地元紙にぐるぐるくるまれエアキャップで包まれていました。
やちむんの工房で直接仕入れると、こうして新聞紙でくるまれる率が高く、
沖縄好きにとっては、この沖縄の地元紙もまた楽しみのひとつなのです。
お目当ての器をしばし眺めて堪能した後、新聞紙のしわを伸ばして眺めるのがお約束。
今回10月25日付の琉球新報、1面は高市首相の所信表明演説、沖縄で29年全国高校総体、
那覇で産業まつり開催、そして国連がPFAS調査、各国に対応要請などの記事が載っていました。
この時点では通常国会冒頭で解散なんて予想もしていなかったなぁと思ったり、
米軍基地がある沖縄ではPFAS問題への関心も高いことを感じます。
スポーツ面ではBリーグ琉球キングスの惜敗を熱く伝え、さらに高校生の空手大会が写真入りでほぼ全面をしめ、
沖縄空手の層の厚さを実感。折しもこの日は「空手の日」制定20年だそうで、社会面でも関連記事が載っていました。
その社会面、興味深い記事が続々。やんばるの森で救護された特別展記念物ノグチゲラのリハビリ公開、
さらに驚いたのが「カメ密漁 男女4人再逮捕」の見出し。
カメ密漁・・・カメ?
記事によると国頭村や久米島で天然記念物で絶滅危惧種のリュウキュウヤマガメを密漁したとして
中国籍の男女が逮捕されたそうで、カメは香港経由で密輸しようとしていたらしい。
北海道ではサケ密漁などがニュースになり、沖縄ではカメ密漁、どちらダメ、です。
沖縄北部のやんばるや離島などには固有の稀少な動植物が生息、
広い北海道の大自然でも稀少な野生生物や植物が生きています。
人間の欲で盗んだり、密輸したり、売り買いするなど許されません。
沖縄も北海道も大切な自然をしっかり守らなくちゃと思いました。
「軍隊の性暴力に焦点 戦争と女性パネル展明日まで」
「F35B2機が普天間に飛来」「豪空軍輸送機 嘉手納に飛来」「ホワイトビーチ 米揚陸艦初寄港」
社会面に掲載された見出しの数々が全国の7割の米軍基地を抱える沖縄の現実を伝えています。
美しい器をくるんでくれた地元紙のしわを丁寧にのばしながら、その活字を追う。
やちむんが伝えてくれる沖縄のこと。
やちむん通信だ。

