桃肌まどんな

あらら、もう二つ寝るとお正月だ。
2025年も今日と明日を残すばかり。
なにかやり残したことはないか、やるべきことはないか、気持ちばかりが焦る年の瀬ですが、
まあ、まずは、ゆったり、ビタミン補給いたしましょう。


大学時代の友人が柑橘の女王を贈ってくれました。
愛媛生まれのオリジナル品種「紅まどんな」です。
デパ地下の高級フルーツコーナーでしかお目にかかれない逸品。
日本の果物栽培技術の粋が詰まった芸術品であります。


おおお~、なんと美しい・・・!
まんまるな果実が輝いている。まるで宝石箱。
箱を開けただけで、うっとりするような爽やかな芳香が鼻をくすぐる。
紅まどんな、この世で一番おいしい柑橘かもしれない。


紅い果肉からあふれる甘い果汁と豊かな香り。
ひとくち含めば、果肉はとろんととろけるゼリーのような食感。
一体全体、どうしたら、こんなに美味しい柑橘が生まれるのでしょう。
紅まどんな、凄すぎる。

「紅まどんな」は「南香」と「天草」の交配品種で、極薄で柔らかい果皮と薄皮を持ち、
ゼリーのような果肉とたっぷりの果汁、糖度が高く酸抜けも早く、大玉で紅の濃い美しい外観から
年末の贈答品として大人気の柑橘。JAタウンアワード果物部門で3年連続第1位を獲得し、
2018年に殿堂入りしたレジェンド級のフルーツであります。

とにかく紅まどんなは繊細な姫。外皮がデリケートなためビニールハウスや屋根をかけて
雨が当たらないように大切に育て、皮を守るために桃の選果機を利用するそうです。
少しの傷もつかないように、大切に大切に出荷されて食卓に届くわけですね。
桃の選果機を使う、まさに紅まどんなは「桃肌まどんな」であります。

正式な品種名は「愛媛果試第28号」。
「紅まどんな」はJA全農の登録商標です。
松山が舞台の夏目漱石の小説「坊ちゃん」にヒロインに由来するネーミングは
果物好きにとっては、フェラーリやエルメス級の憧れ柑橘とも言えます♪

日本の農業技術の高さを象徴するヒロインでもありますね。
美しくて甘くてゼリーのようにとろんした桃肌まどんな。
年の瀬に贅沢なビタミンチャージ。
さあ、大掃除(小掃除?)頑張ろうっと!