女王が愛したケーキ
冬の歩みとともに
午後の紅茶がますます美味しくなる季節。
紅茶に合うお菓子を求めて、
今、大人気のお店を訪ねましたよ。

お洒落な外観、お店の看板もクリスマス飾りも、センスが素敵すぎます♪
フランス?イギリス?ヨーロッパの街角にありそうな佇まいにうっとり。
今、スイーツ好きのハートをわしづかみにしている超人気店「AMAM+(アマムプリュ)」。
「AMAM」はアイヌ語で「穀物」。北海道の穀物など素材、食材への敬愛を大切に焼き上げられた
奇跡のように美味しいお菓子は一口食べると、忘れられません。本当に感動するの。
料理家の諏訪美希子さんが営むお菓子教室のスコーンが美味しすぎると大評判になり、
開店した「AMAM+」、店内に入ると馥郁とした甘い香りに包まれます。
スコーン、クッキー、その日のケーキ、どれもこれも、みんな食べたい、買いたい(笑)
この日は息子たちに贈るクリスマス便に入れるクッキー缶を無事購入。
2階のカフェは順番待ちだし、お菓子も人気過ぎて売り切れることもあるし、うふふ良かった。
ん?・・・あ・・・もしかして・・・?
一切れずつ蝋引き紙に包まれたケーキに目が留まった。
おおお~、やはり、「ヴィクトリアケーキ」ではありませんか!
しかも「苺」と「レモン」に2種類がある。
もう、迷わず、即ゲット!

ね?ワックスぺーパーというよりも「蝋引き紙」と言いたくなるでしょ?
キラキラした華美なケーキとは違う丁寧で誠実な佇まいに心惹かれます。
「ヴィクトリアケーキ」はイギリスのティータイムには欠かせない伝統菓子で
2枚の生地の間にラズベリーや苺ジャムを挟み粉砂糖をかけたシンプルなケーキ。
別名「ヴィクリアサンドイッチ」「ヴィクトリアスポンジ」とも呼ばれるように
19世紀にイギリスを治めたヴィクトリア女王に愛されたケーキです。
最愛の夫でアルバート公を亡くした悲しみにくれる女王を元気づけるために
ティーパーティーが開かれ、そこでふるまわれたこのケーキを女王が大変気に入り、
たびたび紅茶とともに味わうようになったことから「ヴィクトリアケーキ」と名付けられました。

さあ、「AMAM+」のヴィクトリアケーキ、蝋引き紙を開けましょう。
濃い目の紅茶を淹れて、女王様気分で、いざティータイム。
まず「苺」・・・う~ん、まず生地のバターの芳醇な香り、コクが素晴らしい。
そしてクロテッドクリームと思われる乳脂肪たっぷりのクリームと自家製苺ジャムの甘酸っぱさと苺の香り、
一瞬で、女王様のお茶会に招かれたような気分になる。
さらに「レモン」・・・うわぁ・・・レモンの香りと酸味を甘く凝縮・・・これはレモンカード?
とにかく、爽やかで苺とはまた違うヴィクトリアケーキに仕上がっています。
「AMAM+」、凄すぎる。
現在、私は、世界一美味しいお菓子屋さんではないかと思っておるのだ。
2枚の生地でジャムをはさんだだけの素朴なヴィクトリアケーキ。
だからこそ、素材の良さ、技、お菓子への哲学、心が、はっきりと表れるのだ。
小麦、バター、クリーム、砂糖、苺やレモン・・・すべてに感謝したくなる。
その恵みをお菓子に昇華させる技と心に敬意を表したくなる。
ヴィクトリア女王は夫の死後、40年間、黒い喪服を着続けました。
大切な人への深い愛と悲しみを終生持ち続けていたのです。
そんな女王が愛したケーキが決して華美ではなく素朴だったこと。
「AMAM+」のヴィクトリアケーキを味わいながら、愛と感謝を思う。
★★★本日12月3日(水)HBC「今日ドキッ!」にコメンテーターとして出演させていただきます。
どんな話題に出会えるのか、今日もわくわくドキドキで行ってきまーす!


