冬熟果実

「緑の宝石」発見。
札幌の地下街のわしたショップで
それは美しく緑に輝く小さな果実を見つけました。
爽やかな酸味がたまらない沖縄特産の柑橘です。


「シークヮーサー」です。
昔から沖縄県北部に自生する柑橘類で直径3~4㎝の小さな果実。
沖縄では「ヒラミーレモン」とも呼ばれます。
レモンのような酸味とライムにも似たかぐわしい香りがとても魅力。

沖縄の言葉で「シー」は酸っぱい、「クヮーサー」は食べさせるという意味で
お刺身や揚げ物に絞って食べたり、ジュースやジャム、ドレッシングなどに加工されています。
ビタミンCやクエン酸のほかフラボノイドの一種「ノビレチン」という栄養成分が多く含まれ、
強い抗炎症作用を持ち慢性的な炎症を抑制する効果があることなどから
健康長寿につながる魔法の果実としても注目されています。

栄養成分もさることながら、とにかく、シークヮーサーの爽やかな酸味と香りが大好き。
白身のお魚のお刺身に沖縄の美味しいお塩(マース)とシークヮーサーを絞っていただくともう最高。
シークヮーサーのジャムやジュース、人気店「オハコルテ」のヒラミーレモンケーキも絶品だし、
緑の果実をわしたショップでみかけたら、つい手に取ってしまいます。

今回、仕入れたシークヮーサー、
ん?「緑の宝石」といわれる濃い緑色の実の中に、ちょっと黄色がかった実があります。
そうなのです、シークヮーサーは収穫時期によって果皮の色が変わり、味わいも変わる。
シークヮーサーの収穫時期は9月から12月、色も味も変化していくのです。

熟す前の9月ごろは濃い緑色の「青切り」、酸味が強いこの時期にほとんどが収穫されます。
その後10月ごろにはやや緑色が浅くなり、11月には黄色、12月にはオレンジ路に果皮が変化、
それにつれて酸味が和らぎ、甘みが強まり、冬の熟したシークヮーサーはびっくりするほど甘いのです。
主産地の大宜味村で初めて食べた時は、まじ、温州ミカン?オレンジ?と驚きました。

では、11月のわしたショップで仕入れた黄色が買ったシークヮーサー。
その中は、味は、いかに?
いざ、ナイフ入刀。
半分に割ってみました!


おおお~、かぐわしい香りが鼻をくすぐる・
おおお~、確かに温州みかんのような濃いめのオレンジ色になってますね~。
週末の博多風水炊きにきゅっと絞っていただいてみたのですが、
香りは爽やか、酸味も甘みもほどよく、抜群に鍋に合いました。

初冬のシークヮーサー。
冬に向かって木々は葉を落とし、白い雪が降る季節に
南国沖縄では小さな果実がオレンジ色に甘く熟していくのですね。
冬に熟す。冬熟果実、甘いシークヮーサー、乙な柑橘です。

★★★本日11月19日(水)HBC「今日ドキッ!」にコメンテーターとして出演させて頂きます。
どんな話題に出会えるのか、わくわくドキドキで行ってきまーす!