わっふる
鉛色の初冬の空。
雨が強く降っている。
木々の葉はすっかり落ちてしまった。
・・・ピカッ!え?今、光った?

冬の雷だ。
早朝から時折、一瞬の閃光ののち、ドドドドーンッ!激しい雷鳴が響き渡ります。
残念ながら、その瞬間は写真で捉えられませんでしたが、
北海道は週明けから低気圧の影響で荒れ模様のお天気が続きそうです。
冬の雷は原因となる積乱雲の位置が夏よりも高度が低いため、
大地へ流れる電流が大きくなることが多いため、
落雷した地上の建造物へ大きな被害を及ぼすことがあるそうです。
雷さまとの距離が近い冬季はより注意が必要ですね。
寒い季節は温かい紅茶やコーヒーで過ごすおやつ時間は特に幸せを感じます。
昨日のおやつは、夫がコンビニで仕入れてきたスイーツ、
「ふんわりワッフル カスタードホイップ」。
ふわふわしっとりしたワッフルにカスタードたっぷり♪

うふふ・・・幸せ~っとほおばっておりましたが、
ふと素朴な疑問がひとつ、あれ?ワッフルって、考えてみれば色々あるよね?
ベルギーワッフルにアメリカンワッフル、
ベルギーワッフルにもブリュッセルワッフルとリエージュワッフルがあって、
生地がカリカリしていたり、もっちりしていたりとそれぞれに特徴がありますが、
このふわふわワッフルは、どんな立ち位置にあるのだろうか?
改めて「ワッフル」について調べてみると、
上記の色々なワッフルは、すべて、ワッフルの定義の中に入るようで、
共通しているのは生地の表面に凸凹の模様が入っていることらしい。
多くは格子状ですが、コンビニのワッフルにも「WAFFLE」の凸凹模様が確認できる。
つまり、これも、ワッフル。
ワッフルの原型は古代ギリシャに遡り、ベルギーワッフル、アメリカンワッフルへとつながりますが、
実は日本に紹介された最初の洋菓子のひとつなんだそうです。
1876年(明治6年)に出版された「万宝珍書 食料之部全」に
日本の初期洋菓子資料として貴重な9種類の「甘菓子製法」が載っており、
その9種のうち、現在でも作り続けられているのが「ワッフル」なんだとか。
「Waffles(ウヲッフルズ)」として紹介されたレシピは、
牛乳、卵黄、バター、粉、泡立てた卵白を混ぜ鋳器(ワッフルメーカー?)で焼くというもの。
砂糖は入らないところは食事向けのアメリカンワッフルにも似ていますが、
明治時代にすでに日本にワッフルが紹介されていたとは知りませんでした。
その後1893年(明治23年)に銀座「米津風月堂」の次男が6年の欧州見学から帰国、
ワッフルの焼き器を持ち帰り、試行錯誤の末にカステラのような柔らかい生地にアレンジ、
あんこを挟み、柏餅のように二つ折りにして「ワッフル」の名前で売り出し、人気になります。
さらに2枚の生地でジャムやクリームをはさむサンドタイプも登場し、
ふわふわふんわり生地の日本独自の「ワッフル」となっていったのでした。
つまり、ふわふわ生地の二つ折、またはサンドタイプのワッフルは
日本で独自に進化したジャパニーズワッフルというわけ。
柔らかい生地で甘いあんこを挟む柏餅やどら焼きなど和菓子の製法によく似ています。
ブリュッセルにもリエージュにもアメリカにもないジャパニーズワッフル。
敬意をこめて、
「わっふる」と名付けたい。
わっふる・・・
ふわふわふんわりしっとり、美味しそう♪


