ボイジャーの旅

ひんやり・・・というか、ところによっては寒い?
日一日と季節の歩みが早まっています。
朝晩の空気はひんやり、もう窓を開けてはいられません。
昨夜は初めて長袖のパジャマにシフトチェンジしました。


朝の東の空、昇りたてのお日さまが雲の間から顔を出していました。
道内各地、ぐんと冷え込み、上士幌町糠平では3.7℃と今季初めて5℃を下回り、
札幌の最低気温も14.1℃、今季初15℃以下を記録、いよいよ秋本番ですね。
日中はからりとした秋晴れの予想、洗濯物もよく乾きそうな金曜日です。

秋の気配が濃くなってきた空、天高く晴れ渡る空のはるかはるかはるか彼方を
たった独りぼっちで地球から遠く遠く遠く離れて飛び続ける旅人がいます。
その名は「ボイジャー1号」。
1977年の9月に打ちあげられたNASAの宇宙探査機は今、地球から250億km離れたところを旅しています。

今朝の天声人語がボイジャーの旅について取り上げていました。
太陽圏を抜け、時速6万㎞で暗い宇宙空間を黙々と進んでいるそうです。
そうだ、ユーミンの「VOYAGER」という曲もありましたよねぇ。
♪行く先はどれくらい遠いの もう二度と戻れないの♪と歌っていました。

ボイジャー1号には「ゴールデン・レコード」と呼ばれる銅盤が搭載されています。
地球の自然音や音楽、人間の声が収められているもので、
万が一、異星文明と出会ったときの「宇宙大使」としてのミッションもあるのです。
この空のはるかはるかはるか彼方を飛び続ける旅人は地球のメッセージを携えているのでした。

ボイジャーのゴールデン・レコードには
波、風、鳥のさえずり、電車の走行音やクジラの歌などの自然の音や地球上の環境音、
バッハ、ベートーヴェンなどのクラシック音楽、チャック・ベリーなどのポピュラー音楽、
インドネシアのガムラン、セネガルの打楽器、アボリジニの歌などの民族音楽など
地球の生命と文化を地球外知的生命体に伝えることを目的に選ばれた音が収録されています。

ちなみに日本の尺八奏者による楽曲「鶴の巣篭り」も収められているそうです。
だったら、ユーミンの「VOYAGER」も入れてほしかったところですが、
この曲がリリースされたのは1985年、ボイジャー1号はすでに地球を飛び立っておりました。
ちょっと、残念。

人類のメッセージを携えた黄金のレコードを
もし、はるか彼方の地球外知的生命体が解読したとしたら・・・想像するとわくわくする。
初対面の時に大切なのは、「挨拶」ですが、
ボイジャーのゴールデン・レコードには55の言語での挨拶が収録されているそうです。

日本語の挨拶は「こんにちは お元気ですか?」
ボイジャーが宇宙のどこかで地球外の誰かに出会ったとき、どんな挨拶がかえって来るのだろう。
日本語の響きはどんな風に届くのだろう。
出会えた喜びと相手を思いやる気持ちが通じるといいなぁ。

2030年代には搭載されている原子力電池の電力低下に伴い、通信は途絶えるとされていますが、
その後もボイジャーは数万年に渡って旅を続けます。
3万年後に太陽系の最果てにある巨大な氷の塊「オールトの雲」にたどりつき、
4万年後「グリーゼ445」という恒星に最接近するのだそうです。

4万年後、地球はどうなっているのだろう。
想像もつかないけれど、ちっぽけな想像を吹き飛ばすほどの壮大な旅であることはわかる。
銀河の中を独りぼっちで何百万年という旅を続けるボイジャー。
天高い秋の空のはるかはるかはるか彼方をゆく旅人よ。
Bon Voyage!


秋のランチ。
「BRUG」の鯖サンドにじゃがいもの総菜パン。
地球のパンは、美味しいです。
宇宙に発信したい(笑)