さっぽろの秋
ひと雨ごとに秋が深まるとはいいますが、
北海道はひと雨と呼ぶには激しすぎる秋の雨に見舞われています。
低気圧や前線の影響で記録的な大雨となり、今日21日の午前3時過ぎに
釧路・十勝地方に北海道ではじめてとなる線状降水帯が発生しました。

朝6時ごろの東の空は少し明るくなっているものの、雨が降り続いていました。
線状降水帯は本州以南では発生していましたが、北海道も例外ではないのですね。
命にかかわるほどの酷暑、大雨、強風、激しい気候変動におののきます。
どうか大きな被害など出ませんように祈る朝です。
一昨日の金曜日はご褒美のような秋晴れの空が広がっていました。
映画「宝島」を観た後、作品の余韻をじっくりとかみしめながら、サツエキから大通へ移動。
札幌の秋の名物イベント「2025さっぽろオータムフェスト」の会場をのぞいてみると、
心地よい夕方の風が頬を撫で、会場いっぱいに美味しい匂いが広がり、笑顔の花が咲いていました。

9月12日から10月4日まで大通公園4丁目から11丁目までの7つのエリアで開催中の
「北海道・札幌の食」をテーマにした「さっぽろオータムフェスト」は
道内各地から旬の食材やご当地グルメが勢ぞろい、
全長1㎞、のべ300店舗が出店、毎年200万人以上が訪れる秋の名物イベントです。
「北海道BAKUBAK PARK」「食と音楽 奏デリシャス!」「産地とあなたをつなぐお肉じゅっ丁目」などなど
各エリアのネーミングを見ただけで、きゅっとお腹が鳴り、食欲をそそる香りに吸い寄せられます。
この「さっぽろオータムフェスト」に合わせて札幌を訪れる観光客も多く、
インバウンドも魅了する、強力な観光コンテンツにも成長しました。
「さっぽろオータムフェスト」が始まったのは2008年。
「北海道の繁栄なくして札幌の繁栄はなく、札幌の繁栄なくして北海道の繁栄はない」と
先日77歳で亡くなった当時の上田文雄札幌市長が提唱し、スタートしました。
北海道グルメが一堂に札幌に終結することで、北海道と札幌両方の活性化につなげようという試みでした。
始まった当初は今よりも出店数はまだ少なかったものの、
全道各地の出来秋の食材や地域自慢のグルメが大通公園で楽しめるイベントは画期的で
中学生だった息子と家族3人で出かけてテンションが上がったことを覚えています。
北海道ってなんて美味しいものがいっぱいあるんだろう。
世界中に北海道の「食」を自慢したいって、市長じゃないけど(笑)思ったものです。
第1回の開催から17年。
今では国内外からオータムフェスト目当てに毎年200万人以上の人々が訪れ、
今年のさっぽろ雪まつり3会場合計の観客数が約232万人だそうですから、
北海道と札幌を代表する一大イベントに成長しました。
会場で提供される食器類は脱プラスチックをめざし、紙や木など植物由来でできたものや、
洗って再利用できるリターナブル食器を利用、ごみはもちろん分別回収、
スマートコンポストの導入や、使用済み食用油の回収、カーボンオフセットの実施などなど
環境にやさしいイベント運営も食と同じくらい素敵な試みだと思います。
地球が健やかでなければ、大地や海からの恵みをいただくことはできません。
高温や渇水、その一方で大雨や強風など、極端な気象現象が続く昨今。
「さっぽろオータムフェスト」の会場にやってきてくれた北海道の「食」すべてに
がんばってくれてありがとうと感謝したくなりました。
で、その会場で楽しませた頂いたグルメのお話は、明日へと続きます♪


