ひと粒の地球
朝晩、涼しい風が吹きわたり、過ごしやすくなりました。
北海道はようやく長く暑い夏とお別れのときかもしれませんね。
ほっとすると同時に、なんだかちょっと淋しく切ない気分にもなります。
物憂げな曇り空のせいかしら。
季節の変わり目は、人を詩人にします(なれてないけど笑)。
しかし、スポーツ界はこれからさらに熱い季節に突入します。
ファイターズはホークスとの優勝レースがますますヒートアップ、
海の向こうのメジャーリーグもドジャーズとパドレスが首位争いする中、
大谷翔平選手がレッズ戦で2年ぶりの白星をあげました。
今季最多の9三振を奪い、5回2安打1失点でドジャーズ移籍後、初勝利。
6月の投手復帰後、投球回数と球種を少しずつ広げてきました。
この日はこれまでほとんど投げなかったカーブで打者を空振り三振に仕留め、
「カーブとスプリットは(リハビリの)最後の段階。しっかり投げ切れれば、
フルでいける自信がしっかり持てた」と本人も熱っぽく語っていました。
そうか、やっぱり、カーブって投手にとって負担の大きい球種なんですね。
先日のホークス戦でエース伊藤大海投手が8回に指がつるアクシデントがありましたが、
あの時もカーブを投げた直後でした。解説の五十嵐亮太さんは「久しぶりにカーブを投げると
指が突っ張るようになることもある」と話していました。
硬球を握ったことも、ましてや投げたこともない野球の素人ですが、
さまざまな球種を投げ分けることの大変さと凄さが想像できました。
大量のじゃがいもやトーキビの皮を剝き続けて、指がつったことがありますが、
あれもカーブの投法と似た動きなのか?そんなわけはないか(笑)
さて、秋めく金曜日、本日の主役はこちら。

佐賀県伊万里市の「いのうえオーチャード」の極上葡萄です。
夫のお知り合いから送られてきた箱を開けて、うっとり。
エメラルドグリーン、オニキス、ルビーを思わせるような色とりどりの摘みたて葡萄。
まさに、秋の宝石であります。
土作りからこだわる「いのうえオーチャード」の葡萄は
姿、色、香り、甘さ、みずみずしさ、どれも超一級、レベチの美味しさなのですよ。
シャインマスカット、ブラックビート、クイーンルージュ、マスカサーティーンの4種類、
まずはひときわ房も粒も大きなマスカサーティーンをいただきました。
うわ、大きい!ひと粒が卓球の球を思わせるほどの存在感。
美しい翡翠色の粒を皮ごとパクリ。
おぉぉぉ~~~!じゅわぁぁぁ~~~!滴る果汁、甘い、そして爽やか。
シャインマスカットと同じような甘さがありつつ、まあ、みずみずしい。
マスカット系の最新品種だそうですが、食べるジュースみたい。
先日、余市の安芸農園を訪れたとき、6代目の元伸さんから
毎朝、ハウス内のブドウの木、1本1本を丁寧に慎重に見回り、見守り、
最適のタイミングで出荷できるように栽培されていることを伺いました。
奇跡のように甘くジューシーな葡萄は生産者さんの深い愛情の賜物なんですね。
甘さをぐんぐん蓄えている安芸農園のシャインマスカットは
一つ一つ丁寧に袋掛けされていました。
その袋をよ~く見ると、なるほど・・・
ブドウ農家さんの温かい心が映し出されているようでした。

商品名とともに「やわやわすべすべ」のコピー、そして赤ちゃんのイラストが。
繊細な赤ちゃんを肌をそっとやさしく包むように
内側がやわやわすべすべに加工された、ブドウを守る専用の袋なんですね。
雨や風や極端な暑さや寒さから赤ちゃんを守るように
ブドウ農家さんは愛情込めて美しく極上の葡萄を育ててくださっているのです。
豊かな土壌。太陽の恵み、大地を潤す雨、そして農家さんの温かな愛情。
ひと粒の葡萄にはこの地球の大切なものがぎゅっと詰まっている。
宝石のような美しい葡萄。
それは、ひと粒の地球なのだ。


