我慢のアドベント

クリスマスまで

少しずつ

少しずつ

少しずつ

我慢のアドヴェント

心配、不安、混乱、緊張、

いまだ続く2020年ですが、

ちゃんと、今年も、クリスマスがやってくる。

おくるみ型のお菓子が幸せを運んできてくれました。

毎年楽しみにしている、

小樽市忍路の人気パン屋さん「Aigues vives(エグビブ)」の

シュトーレンが週末に我が家に届きました。

今年もおなじみの温かいラッピングにくるまれて。

幼子イエスをそっと抱く藁のおふとんを思わせるパッケージ、

毎年、洗練されたハイセンスな飾り付けがされているのですが、

今年はシンプルなワックスペーパーが施されていました。

素朴な乳色の蝋燭も例年通り、一本添えられています。

今年は春先から本当に色々なことがあって、

何もかもが、いつも通り、普段通りにはならなくて

誰もがみんな、しんどい思いを抱え、色々なことをあきらめ、

心配、不安、混乱、緊張を強いられる1年だったけれど、

いつもの年と同じように、大好きなシュトーレンが届いた。

大丈夫。今年もちゃんとクリスマスがやってくるんだ。

サンタさんを心待ちにする子どもたちより、

ずっと年をとったいい大人だけれど、

温かなおくるみ型のクリスマス菓子の到着が心底嬉しかった。

シュトーレンはドイツの伝統的なクリスマス菓子。

クリスマス前の4週間「アドヴェント(待降節)」の毎日曜日、

礼拝後に4本立てた蝋燭に1本ずつ火を灯し、

家族や友人たちとお祝いしする時に欠かせないお菓子です。

その昔はカトリックの教義により、断食の期間だったため、

当時のシュトーレンは燕麦粉とイースト、水、菜種油だけで作られましたが、

15世紀にバターを使わしてほしいとローマ法王や教皇にザクセン選帝侯が直訴。

かの有名な「バター書簡」「バターリーフ」なる史実のおかげで、

今のようなバターやミルク、お砂糖たっぷりのおいしいシュトレーンが

食べられるようになったわけで、ザクセン選帝侯に足を向けて寝られない(笑)。

さあ、歴史のおさらいもしましたから、

いざ、「Aigues vives(エグビブ)」2020シュトーレンをお味見♪

藁のおくるみからずっしり重量感のあるシュトーレンを出して、

真っ白い雪のような粉砂糖をかぶったお菓子を薄くスライス。

いっただっきまーす♪

ぱくり・・・う~ん・・・やっぱり最高美味しい!!!

材料は小麦粉、バター、砂糖、生クリーム、レーズン、くるみ、

アーモンド、オレンジ、レモン、アップル、卵、パン酵母、バニラ。

ザクセン選帝侯の功績?でこんなにリッチな材料が使ったシュトーレンが

食べられるなんて、本当に幸せです。

しかし、ここで、毎年我が家が抱える問題に直面。

クリスマスまでの4週間のアドヴェントの期間、少しずつ食べて、

熟成のよる味の深まりを楽しむべきシュトレーンなのですが、

エグビブのは美味しすぎて、毎年、クリスマスまで絶対もたない(笑)

今年こそ、クリスマスまでもたせよう、と

我慢のアドヴェントを誓う甘党夫婦。なのでありましたが、

あれ?ここまで書いてきて、今、気づいた!

シュトーレンを食べるのはアドベントの「毎日曜日」の礼拝後、って

さっき、自分で得得と書いていたではありませんか!(笑)

そうか、我が家は欲望に負けて、日曜日以外にも

ちょびちょび切って、ぱくぱく食べていたのでありました。

そりゃ、あっという間に、シュトレーンもなくなる。

クリスマスまでもつわけない(笑)

よし、今年こそ、

毎日曜日の掟を守るぞ。

かくして、2020我慢のアドヴェントが

始まったのでした(笑)

(写真は)

「Aigues vives(エグビブ)」

 2020シュトレーン

素朴で洗練された

藁のおくるみに包まれて♪