魅惑のダイス

薔薇色の

豚肉のはざまに

散りばめられた

禁断の白い脂よ

魅惑のダイス

天高く、夫婦(めおと)肥える秋(笑)

実りの秋は美味しいものがいっぱいで誘惑を断ち切れない。

痩せない、痩せないとお互いにこぼしつつ、

週末ごとについつい食べ過ぎる今日この頃。

そうそう、先日、夫が衝動買いした美食素材もあるしね~。

新十津川町の「ブルストよしだ」の絶品ソーセージ。

粗びきソーセージはポトフで、ミュンヘン名物の白いソーセージ、

ヴァイス・ヴルストはハニーマスタードやクミン風味ケチャップで

それはおいしくいただきました。

次なる主役は断面が美しい芸術的なシャルキュトリー。

グリーンとブラックオリーブ、赤いピメントなどが宝石のように

散りばめれた「オリーブソーセージ」は薄くスライスして

そのままドイツの黒パン、プンパニッケルとともにパクリ、絶品。

さらにもうひとつは「ボローニャソーセージ」。

イタリアのエミリア・ボローニャ州の州都ボローニャ原産のソーセージで、

ご当地では「モルタデッラ」という名前で知られています。

こちらの断面も、美しく、美味しそう。

モルタデッラは細かく挽いた豚肉にダイス状の豚の脂身を加え、

香辛料などと合わせて加熱して作られます。

薔薇色の断面に白い禁断の脂身が散った美しさは、まさに禁断。

そのままでもいけますが、焼いて食べると、もう極楽。

スライスしたモルタデッラを油をひかないフライパンに載せ、

じわじわ加熱していくと・・・じゅわじゅわ・・・背徳の脂身が溶け出し、

こんがり焼けたところで、パクリ!うっまぁぁぁ~~~!!!

肉と脂・・・背徳の愉悦よ(笑)

禁断のモルタデッラの歴史は古く、古代ローマ時代に遡り、

中世にはボローニャの修道僧たちが作っていたそうです。

その語源はラテン語で「ミルトで香りづけした詰め物」という意味、

ん?ミルトって、なに???

ちょいと調べてみると・・・

ミルトとは銀梅花とも呼ばれる花の実で甘く独特の香りがあり、

アダムがエデンの花園から広めたといわれ、古代から祝い事に使われていとか。

白い脂に禁断の香料、まさに、背徳のソーセージ?(笑)

イタリア人が大好きなモルタデッラは17世紀に枢機卿ファルネーゼが

厳格な製造方法を定め、これが現在のEUが規定するDOPなどの先駆けとなり、

今でもその伝統的な製法が守られているのだそうです。

昔はハムの3.5倍、パンの9倍、牛肉、羊肉の6倍もする高級品だったらしい。

ふ~む、古代ローマから、ずっと人々を魅惑してきたモルタデッラ。

またの名をボローニャソーセージ、

禁断の白いダイスがじゅわっと溶けてこんがり焼けたら、

さあ、欲望のままに(笑)召し上がれ~♪

(写真は)

宝石のようなオリーブソーセージと

禁断の白いダイスがじゅわっと焼けた

モルタデッラ=ボローニャソーセージ

絶賛食欲の秋(笑)