街と川と祭りと甘みと

博多の文化

川の自然

ひと休みしながら

ゆっくり感られる場所

街と川と祭りと甘みと

2022秋の福岡旅リポートその④。

週末金曜日の午前11時、新千歳から直行便で福岡へひとっ飛び。

午後2時過ぎに中洲のホテルにチェックインした後、さっそくぶらり街歩き。

那珂川と博多川に挟まれた中州から歩いてすぐ、博多川に面した川端エリアへ。

博多商人の歴史と伝統を感じるレトロな上川端商店街へやってきました。

地元の人に愛される「一番一竜」の博多ラーメンで遅いランチを楽しみ、

食後は博多ラーメン、明太子と並ぶ博多三大名物の「川端ぜんざい」へ。

大正初期に創業「日本一甘いぜんざい」と親しまれましたが、昭和60年に閉業、

懐かしい味を惜しむ声が寄せられ、上川端商店街が主体となって復活、

「川端ぜんざい広場」として現在は金土日の週末に営業しています。

北海道産小豆の粒を残したほくほく「甘か、粘っこい」ぜんざいは

しっかり甘いけれど、するするはいっていく絶妙な味わい。

そのぜんざいの魅力とともにお店の空間そのものが素晴らしいのです。

レトロな瓦屋根の庇と木の看板が掲げられた入口を入ると、

茶屋風の木のテーブルと椅子が並び、その向こうは博多川。

街と川をゆるやかにつなぐ「川端ぜんざい広場」は

2010年度の福岡市都市景観賞を受賞しています。

博多を代表する街の賑わいと博多川の自然の開放感や潤いを醸す中で

ぜんざいが供され、博多祇園山笠を紹介する掲示、飾り山笠やかき棒、

法被の柄などが展示されるなどが高く評価されたのです。

商店街に対しては木質感のある店構え、博多川に面しては八番山笠の飾り山の姿、

これらが一体となり、街を歩く人々が、博多の街の文化、川の自然を

ゆったり、おいしく、心和やかに楽しめる場となり、

博多のまちなみの魅力を発信する素敵な空間となっているのですね。

博多商人の熱いエネルギーと心意気が

途絶えかけた博多名物の「日本一甘いぜんざい」と復活させるとともに

積み重ねてきた街の歴史と魅力を再発見する場所を創設したというわけです。

さすが室町時代から筑前博多で対外貿易で活躍した商人魂は、ばり、すごか。

昔ながらの博多下町情緒を感じたかったら、川端を歩きんしゃい。

歴史と文化とやさしい川風に頬を撫でられながら、

博多のうまかもん、ばり食べられるとよ~。

街と川と祭りと甘みと、一度に楽しめる場所があった。

博多、最高。

さあ、甘いぜんざい食べたら、

さらなる歴史ぶらり散歩へ。

(写真は)

福岡市都市景観賞受賞の

「川端ぜんざい広場」

八番飾り山笠、背負っちゃった♪

かぎ棒かつげるのが嬉しか♪