用の美ポタリー
シンプルで
飾らない
器としての
誠実で温かな魅力
用の美ポタリ―
2022秋の福岡旅リポートその⑨、の前に一つご報告♪
本日11月2日(水)放送のHBCテレビ「今日ドキッ!」からお声がかかり、
コメンテーターとして生出演いたします。私がドキドキッ!
アナウンサーとしての故郷HBCには本当に久しぶりの里帰り、
新しい局舎、スタジオで迷子にならないようにしなくちゃ(笑)
放送は夕方4:50から、フレッシュな気持で頑張ります!
さて、秋の福岡旅に戻りましょう。
週末金曜日の直行便で新千歳から福岡へ飛び、中洲のホテルにチェックイン後、
博多商人の伝統が息づく下町情緒溢れるレトロタウン、川端をぶらり散策、
博多ラーメンに川端ぜんざいを楽しみ、博多の総鎮守「お櫛田さん」こと、
櫛田神社で博多祇園山笠で奉納された飾り山笠を見物、「博多町家ふるさと館」で
2000年に及ぶ国際貿易港としての博多の歴史や文化に触れることができました。
気がつけば、しっぽり日が暮れ、博多のやさしい川風が頬を優しくなでます。
19:30予約の夕食までまだ少し時間があるので、もう一か所巡りましょう。
野宮的旅のお約束、旅に出たら、その土地の器を探すべし。
今回のお目当ては福岡の「小石原焼(こいしわら焼き)」。
「天空の陶(すえ)の郷」と呼ばれる標高1000mの山々に囲まれた
朝倉郡東峰村に点在する50の窯元によって受け継がれている「小石原焼」。
職人の誠実な手仕事から生まれた暮らしに寄り添う温かく美しい器は
柳宗悦やバーナード・リーチによって見いだされ、
「用の美」と称えられ、大正期の民藝運動の柱となった陶器のひとつです。
残念ながら2泊3日では東峰村の窯元を訪ねることは難しいので、
福岡市内で「小石原焼」を扱うお店を目指して地下鉄を乗り継ぎ、薬院エリアへ。
ハイセンスで高感度な路面店が並ぶ薬院は福岡の「今」が生まれる街、
代官山や青山あたりによく似ています。
お洒落な横道、路地を迷いながらもようやくお目当てのお店を発見!
セレクトショップ「B・B・B POTTERS(スリービーポッターズ)」です。
青い庇の建物には暮らしを彩るシンプルでハイセンスなアイテムが光り輝き、
ヤバい、超お洒落、パリ16区あたりのキッチングッズショップみたい。
日々の暮らしを楽しむ道具たちが並ぶセレクトショップにはカフェも併設、
お洒落な薬院マダムや薬院ガールがやってくるんだろうな~。
で、この高感度なショップの注目アイテムが「小石原ポタリ―」、
小石原焼の窯元とコラボレーションした新しい民藝の器シリーズなのです。
佐賀の白山陶器や波佐見焼などが並ぶ1階から階段を上って2階へ。
美しい木のカトラリーや温かそうなウールのブランケットが並ぶその奥に、
あ~!ありました~~~!!!「小石原ポタリ―」!!!
うっわぁぁぁ~~~!!!どうしよう~!みんな欲しい~~~(笑)
温かな色合い、手に優しく沿うフォルム、シンプルな模様。
山あいの村で17世紀から受け継がれてきた職人さんの手仕事のカタチは
今、初めて、こうして実物を目に瞬間、恋に落ちました。
やさしい、なんて、どこまでもやさしい器たちなのでしょう。
のどかな原風景が残る小石原地区で採れる赤土を材料に、
器をろくろで回しながら刃先や刷毛で規則的に模様を入れていく技法。
「飛び鉋(とびかんな)」や「刷毛目」が施された器の美しいことといったら、
思わず手に取りたくなり、使いたくなり、盛り付けたい料理が浮かんでくる。
使われてこその日常美、機能美。
柳宗悦さん、バーナード・リーチさん。これこそが「用の美」なんですね。
「小石原ポタリ―」はさらに小石原焼の魅力をモダンに発展させていて、
フォルム、手触り、重み、飛び鉋や刷毛目の意匠、その一つ一つが息づき
どんなメニューとも食卓の風景ともマッチしそう。
そうだ、これは、料理をおいしくする器だ。
う~ん、ぜ~んぶ欲しい(笑)しかし予算も収納スペースも限られている。
嬉しく楽しく悩んで悩んで、飛び鉋の大鉢と刷毛目のプレートをセレクト。
「用の美」ポタリ―が我が家の食卓に仲間入りよん♪
選んだ器たちは大切に専用ボックスに梱包してくれました。
それを待っている間にも、店内のあちらこちらの素敵に目が吸い寄せられて、
「あ、これも」「えっと、これも」と白山陶器の箸置きや
サラダ用の木のカトラリーなどを次々追加、ああ、ダメだ、キリがない(笑)
夕食の予約時間があって、結局助かったかも。もし、ほっておかれたら、
アタシ、閉店時間まで「B・B・B POTTERS」にいたと思うよ。
現代の民藝、モダンな用の美に出会えて本当に幸せ。
「用の美ポタリ―」。ああ、もっと欲しかった~~~(笑)
(写真は)
モダンな「用の美」
「小石原ポタリ―」シリーズ
お料理がおいしくなる
魔法の器


