女とみそ汁

しっとり耽る

博多の夜

美食エリアの

路地裏にひそむ

女とみそ汁

2022秋の福岡旅リポート~再び博多編その③

晩秋の週末2泊3日旅の初日は博多の歴史、文化、グルメを満喫、

2日目は開業1か月の西九州新幹線で長崎日帰り弾丸ツアーを決行、

滞在7時間で長崎見どころを駆け巡り、博多最後の夜となりました。

夕食は仕事で福岡に短期滞在中の息子夫婦が予約してくれたお店へ。

中洲に隣接する美食エリア春吉へそぞろ歩きで向かいます。

ほんのり灯りをともした雰囲気のよさげなお店があちらにもこちらにも。

路地裏には隠れ家的な風情あるお店がひそんでいて、

博多の飲食文化の層の厚さ、レベルの高さを体感します。

どのお店もふらりと暖簾をくぐって入りたくなる暖かさがあって、

「春吉」ヤバい、こういう雰囲気の街、虜になりそう。

チェーン展開の大規模な飲食店はほとんど見かけず、

ほど良い間口の粋な路面店がいい感じで佇んでるのですよ。

博多商人に育てられた食文化が息づいているのねぇ~。

な~んて、うっとり春吉の街並みに見惚れて寺町通を歩いていると、

あ~、ありました!今宵のお店、

その名は「女と味噌汁」。

博多らしい町家の格子戸から温かな灯りが漏れ、

「女とみそ汁」と書かれた小粋な木の看板だけが目印。

お店の前には余計な貼り紙も幟もいっさいありません。

ちょっと京都の路地裏のええお店って風情ね。

「女と味噌汁」は

博多の和食居酒屋の総本山とも言われた「たらふくまんま」の後継店。

惜しまれながら閉店した名店の店主の娘さんが若おかみとして切り盛り、

お弟子さんもそのまま残り、先代の味を守りながら

「ほっこりするごはん屋さん」をコンセプトに新装したお店です。

一度聞いたら忘れられない店名「女とみそ汁」。

昭和40年代の池内淳子主演のテレビドラマを思い出しますが、実は正解。

亡くなった「たらふくまんま」の大将はこのドラマの世界観に惹かれて、

生前次に出すお店の名前は「女とみそ汁」に決めたいたのだそうです。

その遺志を引き継いだ娘さんが「お母さんがつくる温かい味噌汁とご飯、

お惣菜」をイメージしたお店は、ただものでないようです。

今の大将が毎日市場へ出向き、旬の新鮮な海鮮を仕入れ天然ものだけにこだわり

養殖は使っていないというお料理はどれもとびきりらしい。

さあ、長崎日帰り弾丸ツアーでお腹もペコペコ、喉もカラカラ。

あったかな灯りが漏れる格子戸を期待満々でそっと開ける。

「いらっしゃいませ」

あのドラマみたいな真っ白な割烹着が出迎えてくれた。

「女とみそ汁」

驚きの美食が待っていた。

明日へと続く~♪

(写真は)

博多の隠れ家スポット

春吉の寺町通に佇む

まさに、隠れ家♪

「女とみそ汁」