トンネルを抜けると
緑の杜
トンネルを抜けると
そこは時空を超える
アカデミックな
異次元ワールドだった
また、カタール時間に戻ってしまった(笑)
24時からW杯準々決勝ブラジル―クロアチア戦、
明けて4時からはアルゼンチン―オランダ戦をリアルタイム観戦、
ベスト8から先は・・・まさに死闘の連続だった。
2試合とも120分で決着つかずPK戦へ。
まさかまさかの優勝候補ブラジルが敗退、ネイマールのW杯が終わった。
アルゼンチン―オランダ戦はイエローカード18枚が乱れ飛ぶ中、
やはりPK戦に突入、4-3で制し「最後の出場」と公言したメッシのW杯は
まだ続くことになりました。
やはり、ここまでくると、どのチームも魂の戦いだ。
自分たちのプライドをかけて持てる力を出し切り走る、攻める、守る。
チームの特長はそれぞれ違うけれど、共通するのは凡ミスの少なさ。
ボールを止めて蹴る、吸い付くようなトラップ、正確なキック、
基本中の基本が精密機械のように崩れない。だから強い、勝つ。
小さな頃からの育成環境が本当に大切なんだと実感する一方、
肉体の疲労を超越したクロアチアの選手たちを観ていると、
困難な祖国の歴史を耐えぬいてきた強靭な精神力を痛感する。
彼らにとってのサッカーはサッカー以上のものなんだと思わされる。
カタールは、まだ終わっていない。眠れぬ日々はまだ続く。
さて、2022秋の福岡旅リポート~太宰府編その⑥です。
晩秋の週末2泊3日旅の初日は博多の魅力を満喫、2日目は西九州新幹線で
長崎日帰り弾丸ツアーを決行、最終日の日曜は朝から西鉄で太宰府へ。
学問の神様菅原道真を祀った太宰府天満宮を訪れました。
年間1000万人が参拝客が訪れる天神様の総本宮は
朝から大勢の受験生が合格祈願に訪れていてすでの受験シーズンイン。
撫でると頭が良くなる「御神牛」像も受験生じゃないけど(笑)撫で撫で、
桃山時代の様式を今に伝える壮麗な本殿もじっくり鑑賞しました。
境内には宝物殿や菅公記念館などのみどころがあるのですが、
午後の飛行機で帰らなけれなならないタイトなスケジュール、あきらめて
太宰府でどうしても立ち寄りたかったところへ向かいます。
それは「九州国立博物館」。
「日本文化の形成をアジア史視点から捉える」をコンセプトに
日本とアジア諸国との文化交流の歴史を紹介する国立博物館です。
古来からアジアとの結びつきが深い九州ならではの展示で構成されていて
貴重な国宝や重要文化財などを鑑賞できるのです。
せっかく博多から太宰府まで足を伸ばしたのですから、
残された時間を有効に使ってアカデミック体験をしたい!てなわけで
「九博(きゅうはく)」こと九州国立博物館をめざしたのですが、
そのアクセス自体が実に刺激的体験でした。
九州国立博物館は太宰府天満に隣接するかたちであるらしく、
境内にある太鼓橋を超え、控えめな案内板に沿って右折、
梅の木が立ち並ぶ遊歩道を進んでいくと、ぽっかり広い空間が現れ
その向こうの緑の杜に本殿のような荘厳な入口がありました。
「ポンペイ」の大きな文字の下に「九州国立博物館 入り口」とあります。
おそらく特別企画の「ポンペイ展」の案内なのでしょうね。
その入り口を入ると緑の杜の斜面に沿って昇る立派なトンネルが。
どうやらこのトンネルを抜けた向こうに博物館があるらしい。
ここから、参拝客で賑わう境内とはガラッと雰囲気が変わる。
トンネルの中は七色に彩られたエスタレーターが音もなく上へ上へと昇り、
太宰府天満宮とは別世界の異次元の世界に誘われていくのでした。
エスカレーターから動く歩道へ、5分ほどかけて進んでいく。
七色の光に誘われて、動く歩道の終点にさしかかると、急に視界が開ける。
緑の杜、つまり山を越えた向こうに、巨大な建造物が出現した。
青みを帯びたガラスで全面を覆われた近未来的な曲線のフォルムは
SF映画に出てくる宇宙基地かマザーシップのようだ。
1300年の歴史を誇る太宰府天満宮の山奥に
こんな異次元空間があるなんて想像もできなかった。
「九州国立博物館」
そのロケーションは度肝を抜くサプライズな仕掛けに満ちていた。
緑の杜のトンネルを抜けると
そこは、過去と現代と未来をつなぐ
アカデミックな驚きの空間があった。
まじ、驚くばい。
(写真は)
近未来的な九州国立博物館
屋根の一番高いところは36m
国際競技が可能なサッカー場が
すっぽり収まる巨大空間



