旧正月イブ

春節

ソーグヮチ

少し遅れても

おめでたい

旧正月イブ

明けましておめでとうございます。

えっ?寝ぼけていませんよ(笑)

本日2023年1月22日は立派なお正月、

そう、旧暦の正月=旧正月にあたります。

中華圏では「春節」と呼ばれ、故郷へ帰省する中国の大移動の様子が

ニュースでも盛んに取り上げられていますね。

また沖縄でも「ソーグヮチ」と呼んでおり、鏡餅によく似た「ウチャヌク」や

しめ縄を飾り、ラフテーや田芋(ターンム)のから揚げなどのお料理で

旧正月をお祝いする習慣が色濃く残っています。

明治維新以降、西暦が採用され、新暦の1月1日が正月となり、

太陰暦の正月は「旧正月」と呼ばれるようになってこの日に、

お祝いをすることはなくなりましたが、

どっこい、我が家は昨日、旧正月イブを祝いましたよ。

え~っと、年末に色々あった(笑)影響で、

お正月料理やお雑煮用などに買い込んだ海老芋が残っていたので、

貴重な京都伝統野に桜の形をした生麩や鶏肉、野菜室の生椎茸も動員、

旧正月を祝うがごとく、京都風の含め煮に仕上げてみました。

「海老芋」は反り返った形と表面の縞模様が海老のように見えるので

この名がついた唐芋の一種。京都を中心に古くから作られ、

土寄せをしておめでたい形に曲げていく伝統野菜は手間暇がかかり、

昔から高級野菜とされ、棒鱈と炊き合わせた「いもぼう」など

京料理の大切な食材のひとつであります。

きめ細かな肉質を活かし、さらに煮汁をぬめりで濁らせないために、

下ごしらえをします。皮を剥いて食べやすい大きさにカットし、

塩を振ってよく揉み、洗い流した後、水から3分程下茹で、

このひと手間で仕上がりにぐんと差が出るのですよ。

昆布と鰹節で丁寧にひいた一番出汁に

味醂、醤油、砂糖と塩少々を加え、そぎ切りにした鶏もも肉を入れて、

ひと煮立ちしたらアクをひき、下茹でした海老芋、生椎茸を加え、

蓋をしてことこと、ことこと、じんわり煮含めていきます。

海老芋にほっくり火が通ったあたりで、桜の生麩を加え、

最後に茹でた小松菜をさっと煮汁にくぐらせたら火を止めます。

福岡旅の思い出の器、小石原焼の飛び鉋の浅鉢に盛りつけて

柚子を散らしたら、出来上がり。

2023年1月21日旧正月の前日の大晦日を祝う、

「海老芋と鶏肉の炊き合わせ」

桜の生麩と小松菜の緑が春らしい彩りを添えた一品。

さあ、雪景色の旧正月イブのご馳走、召し上がれ♪

うわぁ・・・海老芋はほっくりねっとり絹のようになめらかで甘くて

出汁が沁みて、もう、とろけそうに美味い!!!

鶏肉も桜の生麩も椎茸も、どれもはんなり優しい味わい。

京都にワープしたかのような仕上がり、大成功♪

食卓の向かいの夫に改めてご挨拶。

明けまして、おめでとう!

もうすぐ、春がやってくる。

旧正月イブの土曜日だった。

(写真は)

2023年旧正月イブの一品

「海老芋と鶏肉の炊き合わせ」

繊細な出汁の風味、うまみ、

しみじみ、絶品!