冬のスーパーマン

寒い

雪が降る

真っ白な季節に

颯爽と現れる

冬のスーパーマン

発達した冬の低気圧の影響で道内は昨夜から大荒れ。

札幌も今朝にかけてかなりの雪が積もり、一面銀世界。

窓から眺めているぶんには、それはそれは美しいのですが、

朝から車で動く人には・・・悪魔の季節。

あちゃ~~~!!!大変・・・!

我が家のマンション前道路から曲がる細い横道は「魔の道」。

記録的なドカ雪に見舞われた昨冬も何台もの車が埋まってしまいましたが、

なんと・・・朝早くからお気の毒、まだ薄暗い6時半前に

一台の乗用車が深い雪にタイヤがはまって立ち往生。

運転していた高齢の男性は雪が降りしきるなか、

たった一人でタイヤまわりの雪をかいたり、

タイヤに脱出板をかませてなんとか車を動かそうとしましたが、

まったく、車は、1ミリも動かず、ますます埋まっていくだけ。

私にスキルがあればすぐにレスキューに行きたいところですが、

ごめんなさい、何の役にも立たないおばさんドライバーなもので・・・。

四苦八苦すること10分あまり、やがて運転手はハザードランプをつけて

車をその場に置いて、雪の中、徒歩でどこかへ歩いていきました。

近くに自宅があるのか?助けを呼びにいったのでしょうか?

幸い、まだ早朝なので通行する車もほとんどないようですが、

う~む、大丈夫か?JAFでも呼んでいるのだろうか。

と、心配になって、ちょこちょこカーテン開けて見ていると・・・

車が埋まってから30分ほど経った頃。

一台の小型トラックが現場に差し掛かりました。

危険物運搬のマークがついているので灯油などを運ぶ車かも。

じきに車に戻ってきた運転手にトラックドライバーが何やら話しかけた後、

彼の動きは、まじ、カッコよかった。

トラックからスコップを取り出し、タイヤまわりをわしわし除雪、

埋もれている状況をよ~く確認したあと、一旦現場からトラックを移動、

ぐるっと幹線を回って、立ち往生している車の後方にやってくると

牽引ロープをつなげて・・・ぐわ~!!!

慎重に車を深い雪から引っ張り出した!

やった~~~!!!良かった!!!

そのまま次の細道との交差点まで車を牽引。

よかった、これで一件落着、と思ったら、肝心のトラックが埋まりそうに(汗)

しかし、そこはプロ、慎重なハンドルさばきで上手く切り抜けて横道へ。

さあ、あとは埋もれていた乗用車が自力走行できればOK。

なのですが、アカン、運転手の高齢男性、焦っているのか、タイヤが空回り、

ヤバい、また、埋まっちまうよ~。

ハラハラしながら窓から見守っていると・・・

そこへ、さらにお助けマン2号が登場!

近所で作業中だったらしい黄色い小型の除雪車が現場に到着

トラックドライバーと除雪車のオペレーターの男性が何やら相談。

除雪車のオペレーターの男性が乗用車の運転席に乗り込むと

さすが~!見事なテクニックでマンション前の広い道路まで動かした。

スコップを手にした高齢男性がえっちらえっちら雪道を歩き、車へ。

しきりに頭を下げて感謝する運転手に対して、

降りてきたオペレーターの男性はすれ違いさまに軽く片手をあげて

「なんもなんも」という感じでわっしわっしと雪道を戻っていくのでした。

1号、2号、二人とも、まじカッコイイ!!!

北海道の冬は大変。

雪にタイヤが埋まって立ち往生で泣きたくなることがある。

でも、不思議と、どこからともなく、

今朝のようなお助けマンが現れてくれることが少なくない。

そして、雪から救ってくれた彼らは

必ず異口同音にこう言って去っていく。

「なんもなんも」「困ったときはお互いさま」

寒い季節に現れる、あったかいハートの凄い人たち。

雪の北海道。

困ったときに颯爽と現れる彼ら。

それは、冬のスーパーマンだ。

今日もあちらこちらで活躍中、かもしれない。

(写真は)

冬のスーパーマン1号2号が

連続して現れた雪の現場。

ちなみに10時までに

3台、埋まってました・・・