小さなリボン
卵色の
小さなリボン
おいしくおいしく
春よ春よと
かけていったよ♪
週明け月曜日の朝。
また昨夜も雪が降ったようで外は雪景色、ですが、
ここ最近、身体中の細胞と脳内センサーが、
データに現れないような微細な季節の変化を感じ取っている。
あれ・・・?・・・春が・・・近づいている???
朝、というか早朝に目覚めた瞬間、ベッドの中で感じるんですよ。
なんというか・・・空気の角がとれて、まろやかになったような。
キリリと冷たく乾燥した冬の空気から、
しっとり潤いを含んだ春の空気に変わりつつあるような気がする。
生物としての本能が季節の移ろいをキャッチしているのかもしれない。
こういう言葉にならない不思議な身体感覚って大切かもね。
そういえば「今朝はずいぶん泣く子が多いな~と思うと
お天気が崩れるんですよ」と保育士の方から聞いたことがあります。
低気圧の接近が繊細な幼児の何かを刺激するのだろうか。
大人になるとそんな感覚が薄れていくのかもしれないけれど、
「あ、夏が終わる」とか「あ、冬が来る」とか「あ、雪が降りそう」とか、
カラダで季節の変化を感じることって、結構あるものです。
春を足音を遠くにかすかに感じながら、
昨日は冷凍庫の在庫整理をメインにサンデーランチ。
この週末はコンサドーレ開幕戦観戦などでお出かけしたので、
日曜日は冷蔵庫のありもので献立を組みたててみましたよ。
冷凍庫でかなり長く待機していた「ブフ・ブルギニヨン」、
ブルゴーニュの伝統料理「牛肉の赤ワイン煮込み」」を解凍、温め、
バターソテーした十勝マッシュルームをトッピング、
ご近所の輸入食品店で見つけた生のフェトチーネを茹でて
熱々にバターを絡め黒粒胡椒、パセリをふって添えました。
うふふ、冷凍ストックに脇役をしっかり固めてメインに。
めっちゃ手間暇かけた「ブフ・ブルギニヨン」、ほろほろの牛肉、
重層的な奥深い旨さのソースがもちもちのフェトチーネによく絡んで最高♪
マッシュポテトもいいけれど、フェトチーネのようなパスタを添えると
ボリュームも食べ応えもたっぷり、満足感のある一皿になりました。
フェトチーネとはイタリア中部から南部で食べられているパスタで
硬質小麦、水、塩、卵で作った幅8mm前後の平麺状のロングパスタ。
よく似た「タリアテッレ」は軟質小麦を使ったイタリア北部のもの、
日本ではフェトチーネの方がよく知られているようです。
もちもちとした食感できしめんのようなフェトチーネは
もちもちした食感でソースによく絡んでとってもおいしいの。
イタリア語で「小さなリボン」という意味だそうです。
確かに、ひらひら風になびくリボンのよう・・・リボン???
♬七色の谷を越えて~・・・風のリ~ボ~ン~
ふと、懐かしい童謡の歌詞とメロディが蘇りました。
小学校の時だったかな~、学芸会か合唱会か忘れたけれど、
一生懸命練習して歌ったな~、確か題名は「花の街」。
風のリボンがひらひら流れて、輪になって、
「春よ春よとかけて行ったよ」そんな歌詞だった。
大きな口を開けて歌いながら、虹色の谷をきれいなリボンが
桜色の春をめざしてひらひら翔んでいく景色を想像していたっけ。
春を待つ週末。
卵色のもちもちパスタを頬張りながら
心はとっくに羽ばたいていく。
春へ春へと、かけていくのだった。
(写真は)
「ブフ・ブルギニヨン~
フェトチーネ添え」
小さなリボンとともに
おなかいっぱい春を待つ


