弥生いよいよ

やがて

雪は解け

草木がめざめ

芽吹く季節

弥生いよいよ

今日から弥生三月。

家中のカレンダーを2月から3月にめくる3月1日の朝でした。

新しい月が始まる1日はいつもフレッシュな気持ちになりますが、

いよいよ弥生、いよいよ三月かと思うとことのほか嬉しくなってくる。

「弥生」という言葉は「草木がいよいよ生い茂る月」が語源。

「木草(きくさ)弥(い)や生(お)ひ茂る月」が詰まって

「弥生(やよい)」となったとされています。

つまり、いよいよ春、ってことですね。

「『非日常』からも卒業」

今朝の朝刊1面に載っていた記事の見出しです。

制服姿の卒業生が整列する卒業式をとらえた写真の中央、

カメラの方に向かって一人の卒業生が笑顔を向けています。

ぱっと花が咲いたような晴れやかな表情に目が吸い寄せられました。

昨日卒業式があった大阪のある高校でのひとコマです。

マスクを外すことが基本だけど、強制ではなく、歌う時は着用との方針が

前日までに伝えられ、当日は卒業生277人全員が出席、

8割の生徒がマスクを外していたそうです。

マスクをつけるも外すも生徒一人一人の判断を尊重した卒業式の風景。

思えば今年の卒業生は入学した3年前からマスクが当たり前、

学校生活3年間がまるまるコロナ禍に翻弄された世代だけに

なにか解き放たれたようなその笑顔がとても印象的でした。

マスクを外して式に出たある卒業生は

「クラスのほとんどの人は初めて見るような顔で、とても新鮮でした」と

語っていたそうです。3年間一緒に学んだ仲間の顔を旅立ちの日に初めて見る。

色々不自由なことや我慢することばかりだった高校時代だったけれど、

最後の日に友の顔を見られて良かったなって思います。

学び舎を巣立ち、それぞれ違う道を歩いていくけれど、

旅立ちの日の友の笑顔は、きっと記憶のアルバムに残る。

口角をきゅっと上げて桜がほころぶような卒業生の笑顔、

初めて見る顔だったとしても、こんな笑顔は忘れないよ、きっと。

修学旅行も文化祭もなくなり、部活動も色々制限されて、

行きたくても行けない、したくてもできないことばかりだったけれど、

そんな「非日常」からも卒業だ。

笑顔がいっぱい花咲く人生となりますように。

全国の卒業生のみんなにおめでとう。

弥生いよいよ、出発だ。

(写真は)

春を待ちながら

ポテサラ作る

ひと冬よく寝たじゃがいも

在庫一掃の季節(笑)