情熱と冷静と勝利
静まり返る
満員の球場
気迫が響き
まさかの技も
情熱と冷静と勝利
夢にまで大谷選手が出てきた、躍動していた。
あまりに強烈な迫真のプレーが脳細胞に焼き付いてしまった。
WBC準々決勝イタリア戦、侍ジャパン9-3で勝利から
一夜明けた今朝も、まだ興奮が冷めやらない。
ヤバい、寝ても覚めても、オオタニ症候群になっちまった(笑)
あんな大谷選手の声は、初めて聞いた。
イタリア攻撃時の東京ドーム。しんと静まり返った球場に
「ウリャーッ!」「トゥワァーッ!」「ウヌワァーッ!」
気迫のこもった声が響き渡る。
何?何の音?・・・誰?誰の声?・・・えっ!大谷選手!?!?
メジャーの試合でここぞという瞬間に勝負を決めて、
大声でガッツポーズを決める姿は見たことありますが、
昨夜は一球投げるたびに、咆哮にも近い魂の雄叫びをあげていた。
野球に関するすべての成功と栄誉を手に入れたように思える大谷選手が
欲しくて欲しくてたまらなかった瞬間が、昨夜の投球だったのだろう。
侍ジャパンのユニフォームを着て、信頼できる仲間と共に戦う
負ければ終わりのヒリヒリした一発勝負が、彼の本能をむき出しにした。
大谷選手の魂の雄叫びを聞くたびに、
テレビを観ているこちらの魂まで心底震えた。
「行けるところまで行く。僕一人で戦っているわけじゃないんで」。
試合前に語っていた言葉が蘇る。
「全力投球」を体現した昨夜の投球は
チームのみんなを信頼しているからできるんだ。
あの雄叫びをグラウンドで聞いた仲間が発奮しないわけはない。
継投がつながり、打撃も爆発、侍ジャパンが、燃えた。痺れた。
大谷選手のむき出しの情熱に痺れてぼぉ~っとしていたら、
彼は観ているこちらのさらに上をいく。三回1死一塁で迎えた打席、
球場の誰もが、ホームランを期待する場面での初球、まさかのバント!
イタリアは大慌てで悪送球、ヒットとエラーで1挙4得点につながったのだ。
1回の打席でイタリアの「大谷シフト」の網にかかり、
痛烈な当たりをアウトにされた瞬間、彼は計算したという。
「リスクを回避しながらハイリターンが望めるチョイスをしたつもり」。
それが、あの、世界中が驚いた、まさかのバントだったのだ。
なんという冷静な頭脳と状況判断だろうか。
リスク回避しながらハイリターンが望める最善の選択、とは。
大谷選手は投資家としても大成功するんじゃないだろうか(笑)
情熱と冷静と勝利の方程式を体現する選手。あなたは、何者?
イタリアのピアザ監督も攻撃が終われば投手を務める選手が
バントをして全力疾走するとは警戒していなかったという。
「チームの勝利が優先。あの場面では自分のプライドはなかった」。
大谷選手のコメントに、もうアタシは、悶絶キュン死するしかない(笑)
投げて、打って、走って、バントもする。
大谷選手と同じ時代に生きていることに感謝だ。
「2023年WBCイタリア戦の大谷はね、そりゃ凄かったんだよ」
春の陽だまりの中でそう思い出話するばあちゃんに、私はなりたい。
(写真は)
ライジングサン
陽が昇る
5大会連続4強入りを
決めた翌朝の朝日


