エア・パリ

しとしと

おぼろな

春雨に煙る

赤レンガの舗道

エア・パリのひとときよ

駆け足の桜前線は低気圧にも負けずに快走中。

昨日、日本気象協会が発表した桜の開花情報によると、

青森で4月9日、札幌は4月18日とさらに開花が早まる予想で、

北の大地は記録的な早さで桜色に染まりそうです。

そんな桜前線の到着を待つばかりの春雨模様の昨日は、

大通で買い物した帰りに、久しぶりに夫と街なかランチをしました。

以前からちょっと気になっていたのですよ~、

赤レンガテラスにある素敵なあのお店へ、いざいざ。

「CAFE’ AUX BACCHANALS(オー・バカナル)」。

北海道庁旧赤レンガ庁舎を望む赤レンガテラスの1階。

煉瓦の歩道と緑の並木が美しい北3条広場に面したお店は

外観も、一歩足を踏み入れた店内も、日本じゃないみたい!

まるで、フランス、パリの街角のカフェにワープしたかのようです。

広いガラス窓、高い天井、壁一面に貼られた鏡やフランスのポスター、

美しいシャンデリアや小粋な照明器具、黒板に書かれたメニュー、

白いシャツに黒いベストのスタッフは、まさにギャルソン、

オーダーのやりとりも一瞬フランス語?に聴こえてくるような。

「AUX BACCHANALS」は

まだ日本にカフェやブラッスリー、ブーランジェリーといった言葉が

それほど認知されていない1995年春、本場の賑わいと味わいが息づく

フランスの大衆食文化を伝えようと、原宿のビルに一号店がオープン。

現在、銀座など都内6店舗、金沢、京都などに続く12番目の店舗として

札幌赤レンガテラス店が北海道上陸を果たしたのでした。

東京へ行った際には銀座店にもよく立ち寄っていました。

歩道に面したオープンテラス席や賑わう店内でさまざまな国の人々が

エスプレッソやワイングラスを手に笑顔で楽しそうに語らう雰囲気は、

まったく、フランス、パリ。

東京経由でフランスを旅しているような気分になれたものです。

赤レンガテラスに札幌店が上陸していたことは知っていたのですが、

なかなか訪れる機会がなく、昨日、満を持しての初訪問が叶いました。

ちょうどお昼時、近くのオフィスで働く人などで賑わっていましたが、

赤レンガの舗道に面した1人席にはワイングラス片手にゆったりと

おひとりさまランチを楽しむ女性客の姿もちらほら、素敵な風景でした。

広い店内の奥にはさらにシャンデリアが輝く個室風の空間があり、

そこのゴージャスなソファ席に案内されました。ラッキー♪

ランチメニューも色々あって迷いましたが、「サラダ二ソワーズ」と

「オマール海老のリゾットプレート」をチョイス、夫と仲良くシェア、

さらに運転は夫にまかせ(笑)、白ワインもオーダーしちゃった。

今日だけは、アタシはフランス人、ランチにワインは必須(笑)。

サラダニソワーズは野菜も半熟卵もインカの目覚めらしきじゃがいものも美味、

熱々濃厚なオマール海老のリゾットはふわふわのメレンゲで覆われていて

キャロット・ラぺやバゲットが添えられ、ヴィジュアルもお味もパリのカフェ。

思わず、夫とフランス語で会話しそうになりました。できないけど(笑)

おぼろに霞む4月の空からは絹糸のような春雨。

しっとり濡れた赤煉瓦の舗道と

芽吹き始めた小さな緑を眺めながら、

「AUX BACCHANALS」で二人ランチ。

一瞬でパリに行けるCAFE’

エア・パリ、できちゃうぞ。

(写真は)

「CAFE’ AUX BACCHANALS」

オマール海老のリゾットプレート

よく冷えた白ワインがよく合います。

昼ワイン、今日だけはフランス人(笑)