魔法瓶満開

咲いた

咲いた

さくらが咲いた

肌寒いお花見

魔法瓶満開

三寒四温・・というか五寒二温?

せっかく桜も満開になったのにずっと花冷えの日が続いています。

昨日も最高気温がようやくふた桁と肌寒い日曜日でしたが、

札幌のお花見事情を視察に(笑)円山公園までお散歩。

風を通さない春コートにストールも巻いていったのですが、

時折ふきつける春風の冷たくて思わずコートのボタンを閉めました。

しかし、円山公園に向かう道は笑顔のお花見客で大にぎわい、なかには

登山のようなアウトドアギアでしっかり防寒対策しているグループも。

円山公園は4年ぶりにお花見期間中の飲食が解禁されましたが、

火気は使えないために、ジンギスカンやBBQはまだできません。

はたして・・・今年の円山公園お花見事情は・・・?

おおお~、なんだか、穏やかゆったりいい感じ。

少し曇り空で風も冷たいなか、

若者グループや家族連れ、ご夫婦二人に、ワンちゃん連れなどなど、

さまざまな人たちがそれぞれ、ゆとりをもってシートを広げ、

のんびりゆったりくつろぎながらお花見を楽しんでいました。

BBQの陣取り合戦の必要もなく、当然煙もなく、

気温も低いからグビグビ飲み過ぎることもなく、ゆえに大声もなく、

小さな子どもたちや、ワンちゃんたちも、安心して過ごしているようで、

ついでに、例年うずたかく積もっていたゴミ箱もなく、なんか穏やか。

北海道名物お花見BBQも楽しいと思いますが、

火を熾さないお花見もなんだかゆとりがあっていいものだと思いました。

満開の桜を愛でながら公園内をそぞろ歩きしていると、

大きな円盤状のビニール包みを慎重に平らにしたまそろそろ運ぶ若者の姿が。

あ、そうか、みんなで楽しむオードブルを仕入れてきたのね~。お疲れさま。

お花見弁当、お花見オードブル、お花見お惣菜をつつきながら、

桜を見上げ、缶ビールをぐびりね、な~んて思っていたら、

満開の桜の下の皆様、かなりの確率で紙コップや缶ビールではなく、

魔法瓶から温かいドリンクをごくん、と楽しんでおられましたよ。

確かにね~。この気温じゃ、あったかいお茶やコーヒーの方が嬉しい。

久しぶりに飲食解禁の今年の円山公園、お花見ドリンクは魔法瓶満開だった。

ん?・・・魔法瓶・・・令和の現代に生きる古風な言葉ですね~。

ま、今の人はドリンクボトルとか言うんだろうけど(笑)。

しかし、「魔法瓶」は言葉として、しっかり現役ではある。

その歴史をたどると、1904年にドイツのテルモス者が商品化に成功し、

商品名は「テルモス(サーモス)」。狩猟を行う人が新聞の取材に対し、

便利な道具として「魔法瓶」という呼び方をし、それが1907年10月22日の

新聞に文章として掲載されたことから世に広まったとされているそうです。

おおお~、「魔法瓶」という言葉が認知されてから百年も経つんだ。

原理がドイツで発明されたのが1881年、

さらに商品化からほぼ1世紀に渡ってなお「魔法瓶」は現役ワードなのだ。

魔法のように飲み物を保温できる瓶、発明や技術に対するリスペクトの気持が

素直に素朴に表された表現に、なんだか、無性に感動を覚える。

対話型AIの登場は人類史を変える、とか、

この発明で人類はルビコン川を渡った、とか、

新しい技術を人間がどう使うか試される時代、

ノスタルジックな「魔法瓶」の響きが、なんだか愛おしい春だった。

(写真は)

2023年桜満開の円山公園

善男善女が桜を愛で

笑顔で集うよき春に

魔法瓶、大活躍