桜につつまれて
青い空
白い雲
晩春の風
花吹雪
ただただ桜につつまれて
今日から5月です。
皐月、菖蒲月、稲苗月、鶉月、早苗月などなど
5月には新緑の美しさ、農耕の歓びを表現する別名がたくさんあります。
風薫る五月、窓を開けると爽やかな緑の匂いに包まれなんだか幸せ。
昨日の日曜日は予報よりも思いのほか良いお天気だったので、
4月の風景を見納めに円山公園までお散歩にでかけました。
史上最速の開花だったため、公園入口近くの桜はすっかり葉桜でしたが、
表参道の奥の桜はまだ散るのを必死にこらえていてくれました。
見上げる青い空にはぽっかり白い雲が浮かび、
時折、心地よい春の風が吹くたびに・・・
うわぁぁぁ・・・・桜吹雪、花吹雪・・・う、美しい・・・。
桜色の花びらが吹雪のように舞い散る様子はまさに夢幻の境地。
桜の妖精が舞い落ちた地面は一面夢のような桜の絨毯。
見上げても見下ろしても、どこを向いても、桜の花びらに包まれる。
満開の桜も素敵ですが、遅桜がる寸前の風景は凄みすらある美しさだ。
身も心も桜につつまれて、この世ではないどこかにワープしたような気分になる。
「徒桜(あださくら)」「零れ桜(こぼれさくら)」「残桜(ざんおう)」など
満開を過ぎた名残りの桜を表す美しい言葉の数々が心によぎります。
心地よい風にのって飛び散る桜の花びらには
「飛花(ひか)」という風情ある呼び名もありました。
さぁ~と風が吹き、桜吹雪は舞い踊るたびに、
「うわぁぁぁ~」「きれい」「すごぉ~い」などの日本語に混じり、
色々な国の感嘆詞があちらこちらから聞こえてきて、
誰もが一斉にスマホを掲げ、ポーズを取り、映える瞬間をとらえています。
4月最後の日曜日の北海道神宮の境内は名残りの桜を囲んで、
国際的なフォトセッションが繰り広げられていましたよ。
SNSを通じてこの瞬間の美しい桜が世界に発信されるかと思うと、
散りゆく桜もちょっと鼻高々(笑)かもしれませんね。
桜吹雪に桜の絨毯。
咲いても散っても葉桜も
桜は人の心をはなさない。
桜につつまれて4月が行った。
(写真は)
2023年4月30日
北海道神宮の桜
桜吹雪と桜の絨毯
360度桜色の世界


