春しりしり
立夏を
すぎても
甘くみずみずしい
旬の野菜で
春しりしり
立夏を過ぎて季節は夏へと向かっています。
すると、なんだか、恋しくなってくるのが沖縄料理。
気温が南国に近づく気配を感じると、沖縄モードにスイッチが入り、
この週末の和食献立でも我が家定番の沖縄お惣菜を作りました。
まずは「にんじんしりしり」。
沖縄家庭料理の代表的な一品です。
琉球王国時代からの外国との貿易や戦後アメリカの食文化の影響から
色々な食材を工夫して美味しく仕上げたうちなんちゅう料理のひとつ。
名前の通り「にんじん」が主役のお惣菜で
「しりしり」とは沖縄の言葉で「千切り」を意味します。
専用の器具でにんじんを千切りにする時の「しりしり」という音から
名づけられたお料理で、その器具もしりしり器と呼ばれます。
沖縄ではおなじみのしりしり器は通常のおろし金よりも
少し大ぶりに楽々カットできる優れものの調理道具です。
今回は今が旬の春にんじんをしりしり、しりしり、
甘くみずみずしく鮮やかなオレンジ色の千切りができました。
あとはフライパンにオイルを熱し、春にんじんを投入、
さっと炒めたら、しめじとツナ缶を加え、さらに炒めて、
人参が透き通ってきたら、石垣の塩で味を調え、
最後に溶き卵を回しかけて全体をとじたら出来上がりです。
春にんじんのオレンジ色と卵の黄色が春らしい一皿。
にんじんをツナと炒めて塩を少々、卵でとじただけなのに、
これが、まあ、まじで美味しいお惣菜なのですよ。
にんじんの甘さとツナと卵のこくと旨みが調和して、
にんじんが苦手な子どもたちも絶対パクパク食べてくれるはず。
にんじんに含まれるβカロテンは体内でビタミンA に変換され、
皮膚や粘膜の健康維持や感染予防効果、成長促進、抗酸化作用など
身体を元気にしてくれる効果が期待され、さらに脂溶性ビタミンなので
油と一緒に摂取すると吸収が高まります。
とくに今が旬の甘くみずみずしく柔らかな春にんじんで作ると、
その美味しさが一段とグレードアップしているような気がします。
立夏を過ぎてもおいしい春にんじんのしりしり、
「春しりしり」をぱくぱく食べて南国沖縄を想う今日この頃。
伊江島では日本一早いゆり祭りが行われ、
那覇ハーリーで沸き、海の色も夏本番へ。
沖縄はもう夏なんだろうなぁ。
春しりしりで沖縄ロスの週末(笑)
(写真は)
春にんじんたっぷり
「春にんじんしりしり」
沖縄お惣菜の定番
お弁当にも大活躍よ


