風の谷のワイン

くるみ

どんぐり

美しい緑がそよぐ

絵本のような世界で生まれる

風の谷のワイン

すっきりと晴れ渡る青空に誘われて

今朝はシーツやタオルケットなど大物もわしわし洗濯、

いそいそとベランダに外干ししましたよ~。

北海道の初夏の爽やかさは本当に世界に自慢したくなしますね♪

先週末も、そんな絶好のドライブ日和に誘われて、

「初夏の余市ワイナリ―巡り」を満喫、本日はリポートその⑤。

朝9時半過ぎに札幌を出発、高速道路を快適に走り1時間で余市到着、

「エルラプラザ」で情報収集、まずは日本一美しいワイナリーと呼ばれる

「Occi Gabi」ワイナリーで早めランチと試飲、ショッピングを楽しみ、

大満足で次なる目的地へ。

めざすのは「モンガク谷ワイナリー」。

ナチュラルワイン好きの息子が誕生日に贈ってくれたワインの中の一本が

この「モンガク谷ワイナリー」で、北欧の絵本の挿絵のようなラベルと

不思議な名前に惹かれて、是非とも現地を見てみたいと訪ねたのでした。

「モンガク谷」とはアイヌ語で「葦の多いところ」という意味。

余市から仁木へと続く緑の小道を登って下ると・・・

うわぁ・・・絵本の世界・・・ここが、「モンガク谷」・・・。

風が吹き抜ける美しい緑の谷に、海が見える葡萄畑、

札幌軟石の醸造倉が佇み、本当に絵本の中にワープしたみたい。

「モンガク谷ワイナリー」は東京出身で北大を卒業した木原茂明さんが

商社勤務を経て、かねたより夢だった循環型農業をめざして余市へ移住、

2011年、15年間手つかずだったこのモンガク谷の土地に出会います。

鬱蒼と茂る森の向こうにかすかに海が見え、風が吹き抜け、雄大な山に

抱かれた土地に一目惚れ、森を切り拓き、水路を整え、

葡萄畑を作り上げていったのでした。

風が吹き抜けるモンガク谷には見事なクルミの木などが自生、

そこへ木原さんはどんぐりの木をいっぱい植えました。

いずれ、どんぐりの実が大好きな豚を放牧、搾汁後の葡萄の実も食べさせ、

自家製生ハムも生産し、ワインとともに楽しめる循環型ワイナリーを

目指しているのだそうです。

現在はその夢の途中、モンガク谷ワイナリーの物語は始まったばかり、

ワイナリ―は非公開でワインも買うことはできませんが、

道路から美しい葡萄畑(ヴィンヤード)をそっと眺めさせてもらいます。

このなだらかな斜面をのぼりきると・・・海が見えるのね・・・

風の谷の海が見える葡萄畑、その景色を想像しましょう。

小さな緑の葉が愛らしい葡萄畑ではフランス系7品種が栽培されていて

数種類の葡萄を掛け合わせ、多様性のある野生酵母で自然発酵ささせる

「フィールドブレンド」が特徴の「モンガク谷ワイナリー」。

ナチュラルワイン好きから高い評価を受け、生産数も少ないため、

なかなか入手できない希少なワインとなっています。

ワインにつけられた「杤」「栢」「楢」という名前は

すべてどんぐりの木からつけられ、幻想的なラベルの絵は

絵本「モチモチの木」の世界観を描いた娘さんの作品だそうです。

多様性に富むモンガク谷の魅力を凝縮されたワインにぴったり。

開墾前から根づく立派なクルミの木。

循環型ワイナリーを目指して植えられたどんぐりの木。

海が見える葡萄畑に札幌軟石の醸造倉、

その佇まいを眺めるだけ、ワインの美味しさが想像できる。

山と海と森に恵まれた美しい谷。

聞こえるのはそよぐ風と鳥たちの歌だけ。

この景色に出会えただけで幸せな気持ちになれる。

希少なナチュラルワインが生まれる風の谷に静かに別れを告げる。

また、そっと、訪れますね。

番犬クンに、そっとサヨナラ。

(写真は)

このヴィンヤードの向こうに

青い海が見えるらしい

「モンガク谷ワイナリー」

絵本の世界だった