七葉樹のめぐみ

月が輝き

森がいきづき

山の神様が集い

祝福された

七葉樹のめぐみ

しとしと小雨が物憂げに降る月曜日の朝です。

でも、初夏の湿った空気は緑の匂いが爽やか。

北海道の5月は晴れても雨が降ってもいい気分。

さあ、今週も元気に頑張ろうっと。

そんな5月最後の週末は、満を持してのワインまつり。

先日の「初夏の余市ワイナリ―巡り」で訪れた風の谷のワイナリーの

珠玉の白を、いよいよ味わってみましたよ。

ナチュラルワイン好きの息子が誕生日に贈ってくれていたのですが、

入手困難な一本ゆえになかなか開けられずにいたのです。

風が吹き抜ける美しい谷に佇む「モンガク谷ワイナリー」。

2018年に余市町登地区で始まった家族経営の小規模ワイナリーで

標高の高いヴィンヤード(葡萄畑)でフランス系7品種を栽培、

それらを野生酵母で混醸するフィールドブレンドが特徴です。

生産本数も限られ、ワイナリーでの直接販売もオンライン販売もしておらず、

一部の取り扱い酒販店、ワインショップで出会えればラッキーなワイン。

バースデープレゼントには最高に嬉しいセレクトであります。

さあ、いよいよ、抜栓の時が来た。

「モンガク谷2021 杤 ーtochiー」

フィールドブレンドシリーズ「モンガク谷」のフラッグシップワインで

ピノ・ノワール75%。ピノグリ14%、ソーヴィニヨンブラン8%、

シャルドネ2%、ピノタージュ1%で醸されたワイン。

グラスに注がれた色は・・・透明感のあるやや赤みを帯びた金色。

ふわっと蜂蜜や洋ナシのコンポートのような香りが鼻をくすぐります。

口に含むと・・・一言では語り切れない豊潤な魅力が押し寄せてくる。

柔らかな酸と果実感とナッツやハーブのようなスパイシーさが

絶妙なバランスで溶けあっている。極辛口なのにまろやかで・・・

ああ・・・もう・・・これしかない!

美味しい!!!

華やかでありながら爽やかなバランスの取れた味わいを

なんというか、とても複雑でそれでいてなじみのある何かが支えている。

ああ、これがワイン好きの息子が言っていた「出汁」のような旨みなんだ。

「なんか、出汁っぽいから色々なお料理に合うと思うよ」って言ってたな。

余市のテロワールが生み出した「モンガク谷2021 杤」。

複数のフランス系品種を混醸することで複雑でいて一体感のあるアロマと、

昆布や鰹節などの旨み成分から生まれる「出汁」のような旨みが生まれるのだ。

赤みを帯びた美しい金色も軽やかなタンニンも黒ぶどうとの混醸なればこそ。

最初の一口から、もうハートと舌をわしづかみされました。

すっきり細身のボトルにあしらわれたラベルにもうっとり。

すべて木の名前がつけられた「モンガク谷」のワインには、

絵本「モチモチの木」からイメージされたラベルが採用されています。

山の神様の「夜祭り」を表現した原画の世界からインスパイアされた絵は

お月さまを背景に色とりどりの丸玉で表した山の神々がシンボルツリーの

栃の木のもとに集う夜の森の様子がシックなトーンで描かれていて

7つの品種から1本のワインが生まれるモンガク谷とシンクロします。

ちばみに「杤」の木の別名は「七葉樹」。

小葉が7枚であることから名づけらた名前で、

「十」と「千」を合わせれば「万」になることから

「杤」の字が生まれたとか。

風の谷ですくすく育った色々な葡萄から生まれたワイン。

「モンガク谷2021 杤 ーtochiー」

お月さまや山の神々に祝福された七葉樹のめぐみ。

さあ、珠玉のフラッグシップワインとペアリグはいかに。

明日へと続く。

(写真は)

月が輝く夜の森

美しいラベルも素敵

「モンガク谷2021 杤 ーtochiー」

おいしゅうございます