真夏の秋
大海原を
旅して
ふるさとに
帰ってきたよ
真夏の秋
今朝もどんより重たげな曇り空。
夏の日差しが恋しい今日この頃、お日さま出てこ~い。
予報では明日あたりから青空が戻りそうとのこと、
大通ビヤガーデンも始まりますからね、頼みますね(誰に?笑)
そんな真夏に、まさかの秋のニュースが飛び込んできました。
「秋サケ遡上 今季初確認」
今朝の道新に載っていた見出しを思わず二度見。
秋サケ?もう?まだ7月だよね???
サケのふるさと千歳水族館が千歳川の川底を覗ける水中観察で
秋サケの遡上を今季初めて確認したと発表しました、
昨年より6日早く、観測を始めた1995年以降で最も早いとか。
故郷の川に2023年最速の里帰りですね、おかえりさい。
今季第一号の遡上が観察されたのは17日午前8時ごろ。
体長約60~70cmのメスのサケで、銀色に光り、うっすら婚姻色も
確認できたそうです。大海原を旅して、次世代に命をつなげるために
ふるさとの川にいち早く帰ってきてくれたんだね。
この川で生まれ北の海へ旅立ち、約3万キロのはるかな旅を経て、
懐かしい故郷の川に遡上した秋サケは産卵の準備や争いで
体はぼろぼろに傷つきながらも命をつなぎます。
最近の研究では産卵中のサケの心臓が止まっていることも分かりました。
なんと壮絶で神聖な命のリレーでありましょう。
桜が咲く春に海をめざし、大海を旅して秋に遡上する秋サケ。
故郷の川のにおいを頼りに戻ってくると言われますが、
もしかすると秋の気配も察知して戻ってくるのかもしれない。
雪解けも桜も早かった今年、夏真っ盛りの7月ではありますが、
真夏のどこかに小さな小さな秋が生まれているのかも。
夏至を境に昼の時間は少しずつ短くなっているわけで、
夏の盛りは、秋がかすかに静かに始まっている季節でもある。
北国の夏は短いからだろうか、夏真っ盛りなのに、ふと切なくなる瞬間がある。
真夏の秋サケの姿に、ふと詩人になった朝だった。
(写真は)
ご近所の花壇
気のせいか秋色夏草っぽく見える
いやいや、夏はこれから、だよね?


