お盆デビュー

親戚集合

お墓参り

懐かしいお菓子

たくさんの果物

お盆デビューの思い出

今日8月11日は「山の日」。

祝日金曜日の今日から今年はお盆休みが本格スタートのようで

空港、駅など交通機関は朝から大混雑、高速道路も渋滞、

4年ぶりの制限のないお盆、日本列島大移動が始まりました。

昭和世代にとっての「お盆」は正月と並ぶ一大年中行事、ですが、

Z世代といわれる10代20代の若者たちにとっての「お盆」はいかに?

昨日、コメンテーターとして出演させて頂いたHBC「今日ドキッ!」が

そんな気になるテーマを特集しておりました。

「Z世代が選ぶ!お盆帰省あるある(祖父母偏)」

若い世代のスマホアプリの調査によるトップ5は

1位 お小遣いをもらえる(お盆玉)

2位 親戚大集合

3位 暇を持て余す

4位 見たことのないお菓子がある

5位 食べきれないご飯の量    でした。

はいはい、あるある、なるほどなるほど!

XYZ世代にも入れてもらえない(笑)さらに前の昭和世代でも

だよね~っとうなづける、共感できる回答に思わずにんまり。

1位の「お盆玉」という言葉は比較的最近のトレンドのようですが、

お盆で集合した親戚からお小遣いをもらえる確率は昔から高かった(笑)

社会人になった息子は忙しくてお盆にはなかなか帰省できませんが、

帰ってくると、母は張り切ってやっぱり食卓に乗り切らないだけご飯を作る。

しかも一品一品「これは○○産」とか食材やレジピの説明をいちいちする、

自分でもウザいなと思うけど(笑)これが母親という生き物の性(さが)。

そして「見たことのないお菓子」に遭遇するのもお盆だった。

最中やザラザラした砂糖衣の謎のゼリーやきなこねじりやあんこ玉や、

ふだんあまりお目にかかれないレトロなお菓子が菓子盆にどっさり、

あ、そうそう、銀紙にくるまれたチョコ玉とかもあったな~。

そして、お盆の記憶は匂いに宿る。

スタジオMCの堀ANは「おばあちゃんちは、楊枝の匂いがした」そうだ。

楊枝・・・?木を削ったような?乾いた木のような?

う~ん、匂いは主観的な感覚だから、想像するしかないけれど、

堀少年の嗅覚がキャッチして刻まれた記憶は脳内の「お盆」の棚にあるのだ。

昭和世代代表の私にとってのお盆の記憶は・・・果物の匂い。

熟れた桃や梨や葡萄の匂いとお線香の匂いがミックスしたあの匂いだ。

お仏壇から下げられたお供物は「仏さんが食べたからありがたいんだよ」

そう言われて、皮を剥かれて、差し出されて、食べた、

あの少し生ぬるくてお線香くさい果物の匂い、あれはまさに「お盆」。

お墓参りの様子を取材したVTRでも微笑ましい場面がありました。

「楽しみは、お墓参り!」と答える子どもがいたり、ユニフォーム姿で

とても楽しそうにご先祖のお墓に水をかける野球少年などなど

Z世代よりもさらに若い令和の子どもたちも、やっぱりお盆は楽しいんだな。

はるか昔の昭和の記憶がさらに蘇ってくる。

そうだ、子どもにとって、お墓参りは意外と楽しみだったのだ。

幼い頃はお留守番だったけれど、少し大きくなって、

大人と一緒にお墓参りに連れていってもらえるようになることは、

なんだか1人前になったようで、ちょっと誇らしかったことを覚えている。

親戚大集合、食べきれないご飯の量、見たことにないお菓子、

ちょっとお線香くさいお供物の果物・・・。

そんなお盆のお墓参りに大人と一緒に参加することは、

ある種の社交界デビューに近い誉(ほまれ)だったかもしれない。

「夏休みは野球ばっかしてる」と日焼けした笑顔で答え、

お墓の手入れをしていたVTRの野球少年も、

なんだか嬉しそうで、少し誇らしげだったように見えました。

お墓参りのあとは、食べきれない量のご飯もわっしわっしとたいらげたかな。

遠い夏の日の、お盆デビュー。

夏の思い出は懐かしい。

(写真は)

超ミニサイズの

白松が最中

おばあちゃんちにありそう?