雨の朝アゲイン
雨が降ってるよ
けっこう強いよ
濡れるよ
いや、大丈夫
雨の朝アゲイン
北海道の西海上を北上中の台風7号の影響で
昨夜から強い風、そして本気の雨が降ってきました。
今朝8時頃から雨はやんで青空もわずかにのぞいていますが、
カーテンが巻き上がるほどの強い湿った風が吹きつけています。
台風の置き土産で気温も上がってきそうな気配。
まだまだ厳しい残暑が続きそうです。
エアコンのおかげで快適に過ごせるけれど、
電気代・・・ちょっと怖い今日この頃であります。
そんな台風からの雨がザーザー降る今朝4時。
朝のラジオ番組のために出かける夫を玄関先で見送ったときのこと。
「雨、すごく降ってるよ、傘忘れないで」と言うと
夫はシューズボックスの中の傘をしばし見つめて何事か考えている。
そして、こう言ったのです。
「いや、いい、持ってくと忘れるんだよね~、持ってかない!」
「いやいや、降ってるでしょ」
「大丈夫、朝は迎えのタクシーだし、帰りは置き傘あるし」
「・・・あああ・・・そーすか(笑)」
確かに早朝番組のための送迎車が手配されてはいまし、
局のロッカーに置き傘があるんでしょうし、
まあ、傘持ってかなくても何とかなるでしょうが、
いや、待てよ、冒頭の台詞、いつかどこかで聞いた覚えがあるそ。
そうだ、息子が小学生の時だ。
天気予報は雨、すでに小雨が降る朝、登校する息子に
「雨降るよ、もう降ってるし、傘持っていきなさい!」と言う母に
忘れん坊将軍だった彼はしばし思案し、きっぱり宣言したのだ。
「いや、いい、絶対忘れるから、傘持ってかない、大丈夫!」
あっけにとられる母をよそに
彼はそれは爽やかに元気に小雨の通学路を駆けだしていったのだった。
まあ、自分を客観視したある意味立派なリスク管理とも言えなくもなく(笑)
これも成長の証か、と苦笑いした朝の記憶は蘇る。
「忘れるから傘持ってかない」遺伝子は父と子、見事に相似形だった。
私自身はどちらかというと正反対の心配性。
降っていなくても予報が雨なら折り畳み傘持っていくタイプ、
あれこれ想定して旅の荷物が多くなるめんどくさい性格なので、
彼らのいさぎよい(笑)対応は、ちょっとうらやましくもなる。
いちいちあれこれ考え過ぎて煮詰まる傾向の「傘持っていく派」の私は
「傘持ってかない派」の夫と息子のおおらかさに
しばしば救われ、また違う視点に気づかされたものだ。
同時にあれこれ想定する心配性が彼らを助けたこともあったりする。
雨が降りそうな朝。濡れるリスクよりと傘忘れるリスク。
天秤にかけたとき、どっちをとるのか。
人はそれぞれ、色々あって、だから助け合える。
なんだか面白かった、雨の朝アゲイン。
(写真は)
小さな傘みたい
椎茸の肉詰め
オイスターソースがけ
残暑はお肉パワーで乗り切る


