小鳥と三平
豊かな海の幸
大地の実り
ほかほか
湯気をあげる
小鳥と三平
秋です!食王国北海道の海から畑から秋の実りが届く豊穣の季節。
ご近所スーパーにはそれは美しい新鮮な秋鮭が並んでいました。
農家さん直送のじゃがいもと玉ねぎもわんさかスタンバイ、
昨日の金曜ごはんは北海道の海の幸と大地の実りに敬意を表して
新作にチャレンジしましたよ♪
「秋鮭とアサリのコトリヤード」
「コトリヤード」とはフランス・ブルターニュ地方の郷土料理で、
魚介の旨みたっぷりの「白いブイヤベースとも呼ばれます。
新鮮な魚介類を野菜や香味野菜、香草と一緒に蒸し煮した伝統料理。
ブルターニュ地方はフランス北西部に位置し、
英仏海峡と大西洋にせり出した半島で、海に囲まれ漁業や水産業が盛んな地域。
牡蠣やムール貝、ホタテやオマール海老など魚介類の豊富さで知られ、
コトリヤードは頭や身の欠けた魚や殻が獲れた貝などを
大鍋に投げ入れて作った漁師料理がルーツと言われています。
ちなみに「コトリヤード(kaoteriod)」とはブルトン語の
ココットなど鍋を意味する「コテール(kaoter)」が語源とされています。
コトリヤードと何気にキーボード入力すると、
「小鳥ヤード」と変換されたりして、ちょっとカワイイ(笑)
小鳥さんの鍋、とでも覚えておきましょうか。
ブルターニュは北海道と同じように酪農も盛んなので
仕上げにバターや生クリームを加えるリッチなコトリヤードもありますが、
新鮮魚介類とじゃがいも、玉ねぎ、香草はマストでアレンジは色々。
今回は敬愛するタサン志麻さんのシンプルなレシピを参考に作ります。
今が旬の秋鮭は塩をふってしばらく置き水分をふき取ります。
ル・クルーゼの鍋にオリーブオイルを入れてたっぷりの薄切りの玉ねぎに
塩ひとつまみをふって甘みが出るまで炒めたら、白ワインと水、固形コンソメ、
大きめの乱切りにしたじゃがいもと人参、タイムを加え、煮込みます。
野菜が柔らかくなったら、十勝産マッシュルームを加え、
北海道産アサリ、秋鮭を野菜の上に載せて、蓋をして蒸し煮します。
身を崩さないように煮込み過ぎないように加熱するのがコツ。
う~ん、いい香り、秋鮭もキレイなピンク色になったら、完成!
とその時、腹ペコの夫が鍋の中を覗き込んでこう言った。
「うわっ!美味しそう!三平汁?」
「ちが~うっ!フランス料理、コトリヤード!!!」
「へ?小鳥・・・???」
「だから、ブルタニーニュの郷土料理コトリヤード!!!」
鼻の穴を膨らませて腹ペコ夫を指導(笑)しながら、ふと思った。
獲れたての新鮮魚介を地元の野菜でシンプルに煮込む・・・
秋鮭などと大根やじゃがいもで作る北海道の郷土料理三平汁と
ブルターニュのコトリヤード、基本コンセプトは、同じ漁師料理
夫が「三平汁」と叫んだのも、あながち間違いではないかも。
だがしかし、正式料理名は「秋鮭のとアサリのコトリヤード」。
さあ、熱々を召し上がれ~♪はふはふ・・・ぱくり・・・
う・・・うまぁぁぁ~~~い!!!
秋鮭はほろほろ、野菜や香草、白ワインの風味が味わいをさらに引き立て、
アサリの旨みも加わり、具材もスープも重層的な美味しさ。
まさに「白いブイヤベース」。
サフランやトマト、にんにくなどの個性的な材料は入らないコトリヤードは
魚介や野菜の旨みをシンプルにダイレクトに味わえるお料理でありました。
確かにブルターニュの三平汁、と言えなくも、ないかも。
コトリヤード。
寒い季節はこれで温まろう。
キーワードは
小鳥と三平。
(写真は)
「秋鮭とアサリのコトリヤード」
タラやサバやブリや牡蠣
北海道魚介類でアレンジ色々
我が家の秋冬の新定番リスト入り♪



