おかえりポトフ

朝起きて

1日働き

がんばった

心と体を迎える

おかえりポトフ

冬の足音がはっきり聞こえてきました。

昨日の道内は上空に寒気が入り込んだ影響で冷え込みが強まり、

174観測地点中、44地点で最低気温が0度以下の「冬日」となり、

最低気温が3.2度だった札幌でも「初氷」が観測されました。

マンションの我が家は比較的暖かく、暖房はまだつけていませんが、

それでも、なんとなく、足元あたりがひんやりと感じて、

冬用ももこもこソックスやもこもこブランケットの季節到来。

朝のホットコーヒーを入れたあったかいマグも暖房代わりになる(笑)

初雪、初氷、冬日、そんなワードがに誘われて、

この週末ごはんは、もう、これしかないでしょう。

我が家の寒い季節のあったかメニュー代表「ポトフ」であります。

土曜日の朝から仕込みましたよ。

「ポトフ(Pot au feu)」はフランスの代表的な家庭料理。

フランス語でPotは「鍋」、feuは「火」、

つまり「火にかかった鍋」という意味で、

肉や野菜の塊を大鍋に入れて静かに何時間も煮込む調理法が

そのまま料理名になっています。

農家さん直送のじゃがいも、たまねぎもあるし、

先日、夫がきたキッチンでおいしい北海道産ソーセージを仕入れてきたし、

強い寒気が入り込んできたし、「ポトフ」の条件は完璧に揃いました。

我が家で一番大きな寸胴鍋を取り出して、いざクッキング。

じゃがいもはまるごと、人参は半分にカット、

キャベツ半個は芯をつけたまま4等分、玉ねぎは半分に切って、

ばらばらにならないように爪楊枝を刺しておきましょう。

あとは大鍋に野菜と鶏手羽元と水を入れて、白ワイン、固形ブイヨン、

ローリエを加えて火にかけ、とろ火でゆっくりゆっくり煮込んでいくだけ。

ポトフを煮込んでいる間にやらねばならないお仕事に集中。

キッチンから温かい湯気と美味しそうな匂いが漂ってきて、

なんだか不思議にお仕事もはかどるような気がします。

目の前に人参をぶら下げられたお馬さん状態?(笑)、

頑張った後には、おいしいポトフが待っている。

北海道産のじゃがいも、にんじんはほくほく、ほっこり、

たまねぎ、キャベツはとろとろ、鶏手羽元はほろほろ。

北海道産豚肉を原料に本場ドイツ製法で作られた「びらとりハム」の

一番人気粗びきソーセージの旨みと風味と香りも最高。

なんだかご褒美をもらったみたいに美味しいの。

ポトフの起源ははっきりとはしていませんが、

鍋に水と具を入れ火にかけて農作業に向かい、一日働き、

家に帰ってきた頃においしい煮込み料理が出来上がっていた、

そんな昔の暮らしが起源とも言われているそうです。

昔はほとんどの農民が肉を買う余裕がなく、野菜だけの鍋でしたが、

運よく肉を手に入れることができたとき、スープ、肉の煮込み、野菜と

きわめてバランスの良い理想的な一品が一つの鍋でできる、

「Pot au feu=ポトフ」が生まれたようです。

ポトフの最も大切な調味料は、時間。

ことこと煮込んでいる間に、一生懸命働く、学ぶ。

がんばった心を体を温かい鍋が美味しく迎えてくれる。

おかえりポトフ。

時間のご馳走だ。

(写真は)

寒くなったら

「ポトフ」

心と体があったまる

おかえりポトフ