雪の秋

山々が

五色に色づき

紅葉燃える季節

なんだ???

雪の秋

うわ・・・なんじゃこりゃ!?

朝起きて、窓を開けて、思わす後ずさった。

網戸に無数の小さな黒い点々がびっしり。

・・・雪虫だ~~~!

「雪虫の吹雪 道内大発生」

今朝の北海道新聞も1面記事で扱っておりましたが、

北海道民にはおなじみの冬の到来を知らせる「雪虫」が大量発生、

小さな小さな虫が無数に飛び回る光景はまるで吹雪のよう、

しかし、雪ならはかなく溶けますが、雪虫は、そうはいかない。

はらってもはらっても目や鼻や口に入ってくるし、

髪の毛や洋服にもびっしりついて、はらわないと家に入れない。

しかも雪ならばはかなく溶けますが、雪虫はそうはいかない。

はらった後には無数のご臨終された小さな虫が落下、掃除が大変。

網戸についた無数の雪虫もお掃除も大変でした。

何度か開け閉めしてなんとかはらっても、ご臨終後の小さな小さな虫が

ふわふわ窓際や窓の桟に入ってきてしまうのよね~。

マイクロファイバーのぱたぱたでなんとかお掃除しましたよ。

雪虫が飛ぶと、もうまもなく雪が降る。

なんとも風流な季節のメッセンジャーではありますが、

網戸にびっしりつくほどの大量発生は記憶にありません。

しかも今年の雪虫は白いふわふわがない、黒くさらに小さな虫なのよ。

いったい、どうした?何が起こっている?

雪虫は秋に飛んで木々を移動するアブラムシの仲間の総称ですが、

今季は白い綿状の蝋物質をつけた「トドノネオオワタムシ」とは別に

ふわふわの綿がない「ケヤキフシアブラムシ」が大量発生してるらしい。

元々道内にいなかった国内外来種で気温が高いほど繁殖サイクルが早まり、

夏の記録的な猛暑で例年以上に増えたのだそうです。

異常に暑かった夏がもたらした秋の訪問者だったのねぇ~。

例年に飛んでいる白いふわふわの「トドノネオオワタムシ」の体長は約5mm、

産卵のためにトドマツからヤチダモの木に向かって飛ぶのに対して

今季大量発生している「ケヤキフシアブラムシ」の体長は約2mmと小さく、

ササからケヤキの木に向かって飛ぶのだそうです。

雪虫は雪虫でも、この秋は種類が違っていたのですねえ~。

猛暑によって白いふわふわのない「ケヤキフシアブラムシ」が大量発生、

つまり、小さな黒い雪虫に、悩まされているってわけ。

小さくてふわふわしてないせいか、目や口に入る確率も高いような(泣)。

特にケヤキの多い住宅街に多く飛んでいるようで、

確かに我が家の周辺も山は近いし、木々も多い雪虫ゾーン。

昨日の下校時間、小学生たちが傘を振り回していて、晴れているのに何で?と

一瞬不思議でしたが、な~るほど雪虫対策だったのね~、賢い。

なかには傘とうちわの二刀流の子もいたし、

傘なし男子はジャンパーのフードをすっぽりかぶってガードしていた。

傘とフード、確かに吹雪の時の対策とも共通していますが、

何度も言いますが、雪は溶けるけど、雪虫は、ご臨終する。

人間には悩ましい大量発生ではありますが、

雪虫の一生を思えば、ちょっと切なくなる。

次の世代の命をつなぐためにササからケヤキに向かって飛んでいるのに、

旅の途中で払われて地面に落ちたり、網戸で生涯を終えたり・・・。

彼らは彼らの命をまっとうしようとしているだけ。

2mmの黒い雪虫にも生命をつなぐ使命があるのよね。

・・・とはいえ、目や鼻に入るのはご勘弁。

マスクや帽子や眼鏡で対策するしかない、

ちょっと複雑な、雪の秋、なのだ。

(写真は)

紅葉が進む

美しい山々

雪虫も

地球号の仲間