幸せの甘いおいしい記憶
深まる秋
ゆったり
まったり
う~ん、いい匂い
幸せの甘いおいしい記憶
「強打の獣王 岡田虎制覇」「トラ 勝負強く頂点」
雄々し特大見出しが朝刊各紙のスポーツ面に躍っています。
阪神タイガース38年ぶり2度目の日本一に輝きました。
おめでとう、アレのアレ、ほんまに達成やね!
岡田監督は凄い。27歳の時に選手として1度目の日本一、
そして38年後、監督して2度目に日本一に導くなんて、ホント凄い。
早稲田大学野球部の中心選手だった当時、学年は私より上でしたが、
一般教養科目の授業でお見かけしたことがあります。
ハードな練習でお疲れだったのか、
一番後ろでいささか眠そうにしていたお姿は、
私だけの個人的なよき思い出であります(笑)。
選手、監督として2度の頂点に立ったブレない「岡田流」素敵です。
そんな日本シリーズに沸いたこの週末は
おウチでまったり、手作りケーキなんぞを焼いて過ごしました。
コストコで仕入れたバナナが超完熟してきたので、
バナナとレーズンのパウンドケーキにしちゃいましょ。
まず、完熟したバナナをつぶし、ヨーグルトを混ぜておきます。
別のボウルに柔らかくしたバターと同量のオリーブオイルに三温糖を加えて
よくすり混ぜ、卵とバニラエッセンスを加えてさらに混ぜます。
そこにバナナヨーグルトを投入、ふるった薄力粉とベーキングパウダーを
2回に分けて加えて、さっくり混ぜ、最後に白ワインに浸したレーズンを
たっぷり加えてパウンド型に流し、オーブンで45~50分間焼けばOK。
基本のレシピはありますが、バナナがかなり甘いからお砂糖は少し減らして、
バターの半量をオリーブオイルに替えてカロリーオフの気分になり(笑)、
ラム酒がなかったから白ワインにレーズンを浸してみたり、
手作りケーキはあるもの、気分で好みに調整できるのも楽しいのよね。
レシピのバランスを崩さないぎりぎりのラインを探りながら、ね。
う~ん・・・オーブンから・・・ケーキの焼ける甘い匂いが漂ってきた。
お菓子が焼ける匂いを嗅ぐと、ホント、幸せな気持ちになる。
マルセル・プルーストの長編小説「失われた時を求めて」では
主人公はマドレーヌの香りから若き日の記憶が蘇りますが、
ケーキやパンが焼ける香りは、幸せな記憶と結びついているようです。
嗅覚と記憶の関係は科学的にも注目されていて、ほかの感覚器官と違い、
鼻からの信号は長期記憶を司る扁桃体と海馬にダイレクトに送らるため、
香りの記憶はほかのどの感覚よりも脳の働きに大きく関わっているそうです。
鼻と脳は、どうやら直通経路でつながっているらしい。
忙しく働く母がたまに焼いてくれたホットケーキの匂い、
穴の開いていないドーナツを揚げた時の匂い、お砂糖をまぶした時の匂い、
小さな息子に焼いたホットケーやパウンドたケーキやクッキーの匂い、
それは世代に渡って受け継がれてきた暮らしの中の幸せな匂いだ。
悩んだり、行き詰ったり、眠れぬ夜を過ごしたり、
人生は色々あるけれど、そんな時はジャムを煮たり、ケーキを焼いてみよう。
卵を泡立てたり、小麦粉ふるったり、指についた生地を舐めてみたり、
甘い香りを嗅ぎながらオーブンの中で膨らんでいくケーキを見つめていると
なんだか、不思議に、いつのまにか幸せな気持ちになっていくのだ。
物価高が悩ましい今日この頃、
おウチにある材料で手作りケーキなんぞ焼いてみたら、
いつのまにか、やっぱり幸せな気持ちになっていたよ。
さあ、ケーキが焼けたよ、おやつにしよう。
(写真は)
「バナナとレーズンのパウンドケーキ」
濃厚なバナナと
白ワイン風味のレーズンと
しっとりした生地がベストマッチ
幸せの記憶が蘇る


