うちなースーパー
ソーキ汁
じゅーしー
中味汁
暮らしが見える
うちなースーパー
能登半島地震から3週間です。
珠洲市と能登町の小中学校が授業再開、JR七尾線は一部区間で運転開始、
輪島市の保育園では園児の受け入れが再び始まるなど、
被災地では日常を取り戻す動きが活発化してきたと
今朝の新聞記事が伝えていました。
いつか訪れたいと思っていた冬の能登。
市場やスーパーには暮らしに寄り添った品々が並んでいたはずです。
復旧、復興には長い時間がかかるかもしれませんが、
被災地の皆さんがほっとできる日常が戻りますように祈ります。
旅先で必ず訪ねるところがあります。
その土地に根差した地元のスーパーマーケット。
人々の普段着の暮らしが垣間見え、素顔の文化を感じられる場所。
冬の沖縄旅でも立ち寄ってみました。
旅の4日目、自然豊かな宜野座村の道の駅でぎのざジャムを買い、
沖縄市、通称コザのゲート通りにある「TESIO」で
沖縄県産豚を手塩にかけて加工したシャルキュトリー、
絶品のハム・ソーセージをどっさり仕入れたあと、
レンタカーは沖縄県民に親しまれるスーパー、サンエーへ。
サンエーは1950年に宮古島市(旧平良市)で創業、
現在県内に71店舗を展開する地元スーパー、
沖縄旅でレンタカーを走らせていると
県民におなじみのAが三つの黄色いロゴをよく見かけます。
今回も、水を買うついでに、沿道のサンエーへ寄り道。
この日はクリスマスイブでしたが、お昼前なのでさほど混雑していません。
それでも店内にはクリスマスソングが流れ、お惣菜コーナーには
チキンやオードブルがお客さんを待っていました。
旅人にとっても沖縄土産をゲットできる地元スーパーはおすすめ。
ソーキ汁、中味汁、じゅーしーの素など沖縄料理のレトルトなどがいっぱい。
金時豆のぜんざいなど沖縄伝統のスイーツもたくさん並んでいるし、
サーターアンダギーやポーポー、チンピンなど沖縄おやつの素もあります。
どれも常温で長期保存できるので、自宅用にもプチお土産にも重宝。
中には「山羊汁」など、なかなかディープなうちなーグルメもありますし、
缶詰コーナーでは箱詰めのツナがどっさり積まれているのも沖縄らしい風景。
チャンプルーやしりしりなど沖縄料理のマストアイテムであるツナは、
沖縄では贈答品のレギュラー選手、もらって嬉しい食材なのですね。
さらに沖縄そばも各種メーカーが勢ぞろい。
年末とあって「年越しそば」の大きなPOPが掲げられていました。
そうです、沖縄では年越しそばは、もちろん沖縄そば、なんですよね。
また、三枚肉、厚揚げ、紅白かまぼこなどの煮物を詰め合わせたパック、
ご先祖様へのお供え「御三味(うさんみ)」セットなども
伝統的な文化が現代にしっかり受け継がれていることを物語ります。
お肉コーナーにはでっかなてびちや皮つき三枚肉の塊がどかんと並び、
鮮魚コーナーではグルクンや青いイラブチャー、赤いミーバイなど
色鮮やかな沖縄の鮮魚(いまいゆ)にもお目にかかれます。
「ちょっと住んでみた」「暮らしてみた」感覚が味わえるのが楽しいの。
とはいえ、明日には雪の札幌へ帰る身、
新鮮な沖縄野菜も鮮魚も買えません。
すごすごと今回は大人しく、沖縄のマース(塩)800gだけをお買い上げ。
昔ながらの薪の平釜で炊いたマイルドなお塩、リーズブルでお買い得。
黒糖や紅芋スナックなどのお菓子類、インスタント沖縄そばなどなど
手ごろな値段で沖縄土産が買える地元スーパー=うちなースーパーは
飾らない地元の暮らしや伝統文化が垣間見られる場所でもあります。
旅をしたらその土地のスーパーへ行こう。
大切な日常が、そこにはあります。
(写真は)
沖縄のスーパー
「サンエー」にて
てびち汁に山羊汁まで
ご当地グルメが勢ぞろい


