旨みの二乗

ふっくら

上品

さらに

おいしく

旨みの二乗

これが、最後の雪になるのでしょうか。

昨夜からはかない牡丹雪が降り積もり、またも一面銀世界。

今朝7時時点で札幌の24時間降雪量は19cmとかなり積もりました。

これが最後の雪かきとなるのかどうか、ふ~む、春よ来い。

さて、ちょっと早めのバースデーランチの続編です。

先週金曜日、札幌中心部のとあるビルの2階にある隠れ家イタリアン、

「RICCI cucina ITALIANA」へ夫婦へおでかけ。

ディナーコースをお昼にいただけるスペシャルランチコースを堪能しました。

当日の季節の食材をシェフが組み立てたメニュー構成は、圧巻。

シャルドネにピノ・ノワールを加えた黄金色のスプマンテとともに、

まず小さな前菜が三種、一皿ずつ絶妙なタイミングでやってきました。

小さなチーズパイ、クリスピーな生地にプロシュートを載せたプチ前菜は

気軽に指でつまんでひと口でパクリ、甘いさつまいものポタージュで

ほっこり和んだ後からが、本当の前菜の始まり。

前菜一皿目は燻したブリにバルサミコ風味のキノコや金柑のコンポートを添え、

北海道産山ワサビを泡雪のように散らした美しい一皿。

早い春を謳歌するような喜びに満ちた味わいにうっとりしました。

続いて、またまた絶妙な頃合いで二皿目の前菜が運ばれてきます。

穴子を極薄のベーコンで巻き軽やかに揚げたフリットに

真っ赤なビーツのソースとバルサミコソースと2色のソースと

ブイヨンで仕上げたクスクスが添えられた一皿です。

前菜と言うよりも、ほぼほぼメインのような存在感。

カリッと揚がった穴子のフリットにナイフを入れると

サクッ・・・心地よい軽やかな手応え、美しいソースを絡めて口へ運ぶ。

う・・・わぁぁぁ・・・美味い!美味すぎるぅーーー!!!

カリッ、のち。ふわ、穴子のふんわり上品な旨みが一気に広がる。

軽やかなフリットに甘酸っぱい濃厚な2種のソースが絡み、

熱々、ふんわりした穴子の旨さと言ったら・・・も、たまらない。

なんだろう・・・極上の和食と同じような旨さを感じる。

そうか、穴子に巻かれた極薄ベーコンの働きかもしれない。

穴子の旨み成分は主にイノシン酸。

ベーコンは「西洋料理の鰹節」とも呼ばれる旨みの塊、

穴子と同じイノシン酸が主成分となっています。

なるほど、穴子×極薄ベーコン=旨みの二乗ってことなのね。

カリッと上がった極薄の衣の下から

熱々ふんわり上品な穴子の白身の旨みが二乗されて口に広がる。

ビーツとバルサミコのソースにクスクスのぷちぷち食感も楽しい。

ぱくり・・・うふふ・・・ぱくり・・・むふふ・・・笑顔が止まらない。

三つの小さな前菜、そして前菜一皿目、二皿目・・・美味しい衝撃が続く。

春を待つ食材を完璧な美食の計算によって組み立てたメニューばかり。

秘密にしておきたい隠れ家イタリアンと言われるわけよねぇ。

あまりに美味して誰にも教えたくないけど、教えたくなる(笑)

お喋りも黄金色のスプマンテも食欲も止まらない。

前菜三皿目は?パスタは?メインは?

ちょっと早いバースデーランチは

まだまだ続く♪

(写真は)

「RICCI cucina ITALIANA」

三つの小さな前菜に続く

前菜の二皿目

穴子のフリット

ビーツとバルサミコの2種ソース

クスクスが添えられています