一葉のしあわせ
きょうは穀雨。
百穀を潤す春雨・・・というには冷たい雨が
札幌の朝を濡らしています。
朝刊を取りにポストへ。
新聞といくつかの郵便物と・・・
そこに一葉の絵葉書を見つけた時の気分って
幸せなものです。
そんな幸せが二葉も続けて舞い込みました。
赤瓦の古民家とフットライトの小道の絵葉書。
民宿フクギの高橋さんと
渡名喜島で知り合った香川のR子さんから。
「渡名喜は気にいっていただけましたか?」
哲学者高橋さんは
絵葉書も一言でキメる。
「この葉書が届く頃には私も香川に戻っているはず・・・と思いながら
渡名喜の最後の夜に書いています」
R子さんからの絵葉書は
ご本人も私も、いつもの日常に戻っている中、
南の島からフェリーを乗り継いでゆっくりと届いた。
一葉の絵葉書が
なかなか動けない日常の代わりに自由に旅してくれて
旅の前まで見知らぬ同士をつないでくれる。
埼玉生まれの渡名喜在住と
香川と札幌と。
50円のアナログも
なかなかなソーシャルメディアであります。
昭和の文豪二人は男子友だった。
池波正太郎の書斎から113通の書簡が見つかりました。
同い年の司馬遼太郎からの葉書は、二人が「男子友」だったことを物語っています。
同じ年に直木賞を受賞した司馬と池波、大阪と東京、二都をまたいで葉書が行きかったようで、
内容がチャーミングだ。
司馬クンから池波クンへ
「東京へ行ったら会って下さい。
三十八にもなって友人ができるとは驚いた」
「おれ、大好きになっちゃったです」
「御作やっぱりほうぼうで好評ですぜ」
2013年の30代男子のつぶやきにも読める。
一葉が運ぶ幸せ。
上京した司馬クンを
食通の池波クンはどこに連れていったのかなぁ。
煉瓦亭でカツレツでも奢ったんだろうか。
穀雨の朝。
この妄想は楽しい。
うちに届いた
渡名喜からの二葉の幸せ。
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☆明日4月21日(日)午前11:30~
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