薔薇色サラダ
「毛皮のコートを着た鰊」を食べた。
鰊って、魚のにしん?
・・・なんで、毛皮のコート、着るわけ・・・
食べたって・・・?
それって何かの名前?
そうなんです。
「毛皮のコートを着た鰊」とは
れっきとしたロシア料理の一皿の名前。
ロシア語で「セリョートカ・ポド・シューボイ」、意味は日本語のまま。
市場のお惣菜屋さんや家庭料理によく並ぶ代表的なお料理らしい。
昨日、食事会が開かれた札幌市内のロシア料理店で初めてお目にかかりました。
実に美しい薔薇色のサラダ。
塩漬けの鰊やじゃがいも、玉ねぎ、ゆでたまごなどを入れた
マヨネーズ味のサラダの上に
細かく刻んだ真っ赤なビーツを重ねたこの店自慢の一皿。
真っ白なお皿にケーキのように綺麗に切り分けられた薔薇色のサラダ。
華やかで、ゴージャスで、美しくて、
まさに豪華な毛皮をまとって舞踏会に出かける貴婦人のよう。
「毛皮のコートを着た鰊」
秀逸なネーミング、ロシアの人はコピーセンスがある。
美しい見た目だけでなく、実に洗練された美味しい前菜。
特に塩漬けの鰊がポイント。
塩鮭のような、アンチョビのような、熟成された旨さとほどよいしょっぱさが
黒パンによく合う。
もちろん、キンキンに冷えたウオッカにはたまらなく合う、らしい。
テーブルのお隣でもお向かいでも、
小さなグラスがくいくいと気持ちよく空いていきます。
「毛皮のコートを着た鰊」、危険な誘惑に満ちた美女のようだ(笑)。
世界一難しい言語と言われるロシア語は語尾変化が肝。
シェフチェンコなど「~コ」とつく名前はウクライナ系の人などなど、
ロシア通のお話を聞きながら、
同じく薔薇色のボルシチ、ピロシキ、ペリメニなどを次々に平らげる。
壮大なロシアの大地を舌と胃袋で征服していくような爽快感。
ビザもパスポートも必要ない料理の旅の面白さも実感しました。
塩漬け鰊の旨さは、塩鮭やアンチョビや沖縄のスクガラスと同じ。
地元の魚を塩蔵して熟成させて旨みを凝縮させる知恵には
北と南も、西も東も、何の違いもない、まったく同じ発想。
ロシアの水ぎょうざ「ペリメニ」に添えられた小皿には赤紫色の何かが・・・?
何と「しば漬け」。「ペリメニによく合うんです」お店の人がにっこり。
店のオリジナルか、お客さんの誰かの発見か、由来は聞きそびれたが、
ロシアと京都のコラボレーション。
料理は自由だ。
料理にタブーも限界もない。
北も南も西も東も全方位外交だ。
薔薇色サラダが自慢のロシア料理店。
店の名前は「東西」という。
店名の由来も聞きそびれたが、
大らかで自由でロマンあふれる響き。
毛皮のコートを着た鰊に出会えます。
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(写真は)
まるでデザートのような美しい薔薇色の前菜サラダ
「毛皮のコートを着た鰊」
鰊を鮭に変えればアレンジもできそう。
毛皮のコートを着た塩鮭、
新しい北海道名物?

