シャンゼリゼ宣言
札幌がシャンゼリゼになる!?
全国初の国道路上カフェが札幌の街の真ん中にお目見えしました。
パルコなど商業ビルが並ぶ大通地区の駅前通り、南1条から4条の両側の歩道が
街の賑わい創出や道路の利便性促進という目的のもと、
特例で商業行為ができるように規制緩和されたのです。
大通地区の街づくり会社「札幌大通まちづくり」が
まず、南2条西4丁目に「大通りすわろうテラス」を開設、
試験店舗1号店として「スイーツ・プリーズ・ホッカイドウ」が
先月11日から9月8日まで期間限定でカフェを出店しています。
昨夜、早めの夕食を外で食べた帰り道、
「どこかでデザート、食べていこうか」と駅前通りをそぞろ歩きしていたところ、
お?札幌がプチシャンゼリゼになっているポイント発見。
これが、全国初の国道路上カフェか。
百聞は一見にしかず。
UHB「さあ!トークだよ」でも取り上げましたが、
おお、なかなか映像で見るよりもさらに居心地が良さそう。
路面より一段ステージのように高く設置されているので、
車道の車や歩道を行く歩行者の目線も気にならず、
高低差によって、うまく自然にパーテーションされています。
夕方7時前、
仕事帰りの女性やカップルなどで、席はいい感じに埋まっています。
運よく空いていた角のテーブルに座って、
なかしべつ牛乳100%のシューアイスや焼きたてワッフルなどをオーダー。
テーブル席の端に小さな店舗が併設されていて、
スイーツだけでなはく、生ビールのサーバーもありました。
甘いものやカプチーノや軽いアルコールを
街の景色を眺めながらのんびりと楽しめます。
確かにこれは北のシャンゼリゼ気分。
夏の終わりの心地よい涼やかな風。
見慣れた夕暮れの街の景色が違う街のように輝いて見える。
車のヘッドライトは動く宝石、行きかう人々もどこかドラマチックで、
フランス映画の一場面に紛れこんだような気がしてくる。
むむむ・・・悪くないぞ。
国道路上カフェ。
今は試験的な「点」としてのカフェ1店ですが、
点から線、そして面へと自然発生的に有機的に広がっていけば、
街は確かに変わります。
北緯43度ならでは「賑わい」を創出する空間になる可能性を感じました。
まもなく市電もループ化されます。
新型の低床車両がカフェの横を滑るように行き過ぎる光景は
本当にヨーロッパのどこかの街のような大人の風情。
パリの街を魅力的に見せる最大の要因は
歴史あるカフェの風景といっても過言ではありません。
札幌と同じくらい寒い真冬でも
パリのカフェは屋外テラスに細長い専用のストーブを設置してあり、
人々はダウンやファーを着こんで、
お外のカフェで普通にお茶しています。
白い雪舞う冬の路上カフェ。
ここにしかない街の景色が生まれるかもしれない。
「大通りすわろうテラス」の一角で楽しい妄想に耽るうちに
夏の終わりの夜がゆっくりと始まっていきました。
(写真は)
パルコとPIVOの間のここは・・・国道路上カフェ。
ちょっとパリっぽくない?
「抹茶シューアイス」は
シューもパリパリ、アイスはミルキー、北海道産の小豆がたっぷり隠れていて、
美味しい北海道三重唱♪
こんなカフェがずっと連なる札幌になれば素敵。
お茶しにだけでも、この街に人々がやってくるでしょう。

