南北豆花
お豆は北海道
黒糖は沖縄
南と北の
美味しいで作る
南北豆花
「道内117市町村 消滅可能性」
ショッキングな大見出しが北海道新聞朝刊一面にありました。
経済界有志で作る民間組織「人口戦略会議」が、全国の40%超にあたる
744自治体で人口減少が加速し、将来的に「消滅の可能性がある」との
報告書を昨日発表しました。ニュース番組でもトップで伝えています。
2020~2050年の30年間で子どもを生む中心世代となる20~39歳の女性が
半減する自治体を「消滅可能性自治体」と定義、道内は全体の65%超にあたる
117市町村が対象となりました。減少率は道内では歌市内市の86.7%が最大で
全国で3番目、木古内町、松前町、上砂川町が80%台で続き、54.1%の釧路市、
50.7%の函館市も該当。あの町もこの市も、消えてしまう?
2014年に人口戦略会議の前身「日本創成会議」が全国896自治体が
「消滅する可能性がある」と衝撃の報告、対策を求めてから10年。
数自体は896から744に減り、道内も147から117に減少しましたが、
その主な要因は外国人住人の増加によるもので、若年女性人口は減少、
出生率の将来推計は低下、人口減の根本的な状況改善には程遠いと分析、
都市部の出生率の向上、地方の人口流出対策が不可欠としています。
100年後に若年女性人口が5割近く残る「自立持続可能性自治体」は
道内はゼロ、一方九州・沖縄ブロックは34とかなり開きがあり、
特に沖縄県は半減可能性のある自治体がゼロという推計となっています。
人口減少対策のなにがしかのヒントが沖縄にあるのかもしれません。
「衝撃」の教訓に打ちひしがれている暇はありません。
人口が減る現実に社会を適応させながら、
同時に若い女性を含めたすべての人々が安心して人生を選択し、
生活をしていけるコミュニティーをどう作っていくか。
国も市も町や村もみんなで知恵を絞っていかねばならないのですね。
人口減少社会・・・どうする・・・?
ふと、昨日のおやつの自家製豆花が浮かんだ。
夫のリクエストで第2弾の台湾の豆腐スイーツ、豆花を手作り、
今回の北海道産の金時豆の甘煮をトッピング。
台湾でも同じようなお豆の甘煮が載っていてとっても美味しかったので、
丸井今井のきたキッチンで大正10年創業の夕張の北沢食品の煮豆缶をゲット。
紫花豆や白花豆、とら豆など北海道産のお豆を使ったここの煮豆缶は絶品。
お豆もお砂糖もオール北海道の煮豆、めちゃくちゃ美味しいのね。
かつて炭鉱で栄えた夕張市は国のエネルギー政策の転換で閉山が相次ぎ、
2007年に財政が破綻したとして財政再生団体に指定、363億円の借金を
2027年までに返済する厳しい道のりの途上にありますが、
一方で夕張メロン、カレーそば、そして北沢食品の煮豆と
未来に残したい美味しい地場産品がたくさんあるのです。
ふるふる、ふるふる過ぎる手作り豆花の上に
北海道の夕張自慢の金時豆の甘煮をそっと載せて、
沖縄多良間島の黒糖を使った自家製黒糖生姜シロップをたっぷり、
台湾の木のお匙でふるふる、つるつる、いただく。
お・・・美味しい。
北の煮豆と南の黒糖が豆花の上でがっちり美味しいタッグ。
人口減少社会の到来は避けられないのかもしれないけれど、
そのスピードを鈍化させながら、心豊かな未来はきっと作れる。
日本列島南北のおいしい力に勇気をもらったような気がしました。
南北豆花。
心に沁みる。
(写真は)
手作り豆花第2弾
夕張の金時煮豆と
沖縄多良間島の黒糖生姜シロップ
南北のおいしい競演


