かすかの向こう

連休明け、小雨模様の火曜日です。

こんな朝はほんの少しの甘味をぽんと一口。

今朝のおめざは小浜島の黒糖。

穏やかなまあるい甘さが口に広がり、じんわりと元気が出てきます。

そして、ふと気づく。

ああ、違う。島によって、黒糖の味は違う。

イリオモテヤマネコやマンタ、与那国馬などが書かれた可愛い小袋に

沖縄のそれぞれの島でとれた黒糖が入った人気のお土産セットがあります。

島に個性があるように、黒糖にも個性があるらしい。

どれどれ。

まずは西表島の黒糖を味わう。

うん、バランスのとれた優しい味わい。

マングローブ林と丸い耳が愛らしいイリオモテヤマネコの姿が浮かんでくる。

そして、今朝は小浜島。

うん?もう少し力強い甘さ・・・そして・・・かすかにかすかに、酸味を感じる。

ほお~、見た目は同じような黒糖でも、利き比べて見ると違うものです。

甘さの後にかすかに感じる酸味。

そういえば本マグロも甘味の後に感じる独特の酸味が魅力だ。

本マグロの酸味は鉄分が多く含まれているからとか。

黒潮を勇壮に泳ぐ流線型の体が目に浮かぶ。

チョコレートもカカオ分が多くなるほど、そうだ、かすかに舌に酸味が残る。

甘さのち、ほろ苦さのち、わずかな酸味。

ああ、そうだった、カカオは熱帯の果物だったんだと納得する後味だ。

チョコを舌に乗せ、目を閉じれば、赤道直下の密林が浮かび上がってくる。

かすかな酸味の向こうに、さまざまな美しい風景が見えてくる。

味覚が惹起する美しいイメージ。

酸味や苦みは本来、人間が本能的に危険と判断する味ですが、

食習慣によって、後天的に美味しいと覚えていく味覚です。

つまり学習する味覚。

お子ちゃまにはわからない、大人の味覚。

かすかな酸味の向こうに、物語や風景が描ける大人が味わえるのだ。

だから、本マグロ、100%カカオのチョコは大人の特権(笑)。

小浜島の黒糖。

かすかな酸味の向こうにはマンタの群れが飛ぶように泳ぐ海が見える。

ちょっと大人の味だけど、

ミネラルたっぷり、お子たちもおやつにおあがり♪

さあ、週初めの火曜日、優しい甘さで元気も出た。

素敵な1週間の始まりです。

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ぜひ、ご覧下さい。

(写真は)

島自慢の黒糖。

西表島はキュートなイリオモテヤマネコ、

小浜島はコウモリ・・・じゃなくて(笑)マンタ(イトマキエイ)。

サトウキビをそのまま絞ったら、その島の黒糖ができる。

ざわわざわわ。

サトウキビ畑の風の音すら聞こえてくるようだ。