おせっかいバレンタイン

2月14日、今朝の朝刊は、

なぜかというか、やはりいうか、「婚活」の記事が目につきました。

結婚しない人が増える昨今、

少子高齢化が進む日本を救うための切り札を考えるには

バレンタインデーがふさわしいということでしょうか。

専門家のオピニオンの中で興味深かったのが

国際日本文化研究センター副所長の井上彰一氏の

「おせっかい消えた」という意見です。

どの時代にもモテる男もモテない男もいたが、

昔は周りにおせっかいを焼いてくれる人がたくさんいて、

おかげで納まるところに納まっていたけれど、、

おせっかいが迷惑がられるようになり、若者たちも傷つきやすくなった。

下手に縁談の口をきけば「おれはダメな男なんだ」と落ち込まれたり、

女性の場合はセクハラにさえなりかねない。

おせっかいは、業者や自治体が担う「婚活」へと姿を変えた、との指摘。

確かに。

今やおせっかいおばさんもおじさんも

近所にも親戚中にもとんと見当たらなくなりました。

独身の親戚の子がいても、「結婚しないの?いい人いるんだけど」なんて

気軽に声をかける雰囲気はとんと少なくなりました。

社会全体が男女の恋に対して距離を置いているような感じがあります。

井上氏がある光景を紹介していました。

パリの路上での出来事。

両手に荷物を抱えた女性のスカートが

下を通過したメトロの風圧でふわ~っとまくれあがって下着が見えてしまった。

そう、マリリン・モンロー状態。

すると、隣にいた若者がすかさず「メルシー、マダム!」と言ったというのです。

おそらくはいたずらっぽく微笑みながら「ありがとう、おねえさん!」って感じでしょうか。

今の日本だったら、それこそセクハラ扱いになりそうですが、

そこは、パリ。

当の彼女は、こちらを見て、ウィンクして去っていったとか。

さすが、パリ。

めくれあがったスカートをめぐって交わされる洒脱な恋の仮想レッスン。

男女の機微についての実地レッスンの経験値が違う。

大人の街、だなぁと感心します。

彼女の恥ずかしさを一瞬でかき消す「メルシー、マダム」の一言。

それにウィンクで答えるリアクションの良さ。

町や村までが「婚活」に乗り出す必要もないだろう。

と、思っていたら、

そのフランスでも「最近は引っ込み思案男子が増えていると聞きます」と、

氏のオピニオンは締めくくられていました。

アムールの国さえも、恋に臆病な男子が増えている?

ふ~む、知らぬうちに「おせっかいおばさん」世代に入りつつある私にも

少子高齢化に歯止めをかける社会的お役目があるということか。

仕事もできて、性格も良くて、きれいで、料理も上手で、

確かに、周りにはそんな素敵な女子がいっぱいいるんだけどね~。

まあ、だから、シングルライフも充実しているんだけど。

とりあえず、恋したい男子は、

こんなおせっかいおばさんに声かけてみたらどうだろう。

バレンタイン、「おせっかいチョコ」も、必要かも、です。

(写真は)

昨夜は「春を待つ女子会」

今春に結婚パーティーを控えた素敵女子を囲んで3人会。

風邪で鼻声でも、その笑顔から幸せオーラがこぼれてくる。

私の心にも、一足早く、桜ほころんだ。

心地よい和食処の宴、

突き出しの「湯葉とたまねぎの温かいすり流し」。

とろとろの湯葉の優しい舌触りとともに、

たまねぎのかすかな刺激が絶妙なアクセント。

大人の恋にお似合いの味、でした。

おめでとう♪