もしも目線
週末ごとに襲う東日本の大雪。
高速道路上では車が雪の壁に阻まれて立ち往生。
やむなく車を放棄して避難する人々の姿を空撮ヘリが捉えていました。
大きな被害が出ている大雪、
週明けの月曜日も影響が出そうです。
心配です。
先日、雪に慣れている北国から見る
「北から目線」という言葉があるらしいと書きましたが、
とんでもありません。
慣れている北国の人間でも生命の危機を感じる2週連続の大雪、
心からお見舞い申し上げます。
楽しい家族ドライブのはずが雪の中を3時間歩いて、
命からがら公民館まで避難した様子などニュースで見ましたが、
一歩間違えばと思うと、本当に白い悪魔の怖さを思い知ります。
人的被害も出ている大雪、もはや災害の域にあるかもしれません。
高速道路で車がストップ、やむなく歩行帯を1キロ歩いて、
SAで食べ物を買おうとしたら、棚はからっぽ。
おにぎりもサンドイッチも売り切れ。
棚が空っぽなのは高速道路SAだけではありません。
大雪に見舞われた各地のコンビニやスーパーも同様。
鉄道や道路が寸断され、物流がストップ、配送トラックが来れないため、
商品の入荷が大幅に遅れているのです。
雪の道路で立ちすくす大型トラックの数珠つなぎが意味するのは
「あるべきモノがなくなる」ということ。
物流の重要さを思い知ります。
早朝でも夜中でも、コンビニやスーパーに行けば
パンでもおにぎりでも牛乳でも、お腹を満たす食べ物はいつも棚に並んでいる。
当たり前の日常の風景を支えているのは物流。
港や空港や道路や鉄道や、何らかの理由で交通機関が止まったら、
食べ物がいつでも手に入る生活など、簡単に崩れ去るのです。
もしも大動脈が詰まったら、毛細血管にまで血液はまわらなくなる。
当たり前の暮らしを支える社会機能、交通機関の重要性を
今更ながら痛感しました。
ふりかえれば、北国の私たちだって、
本当に雪に対する備えは万全なのでしょうか。
雪道に慣れているからこその油断はないでしょうか。
車だからと、つい軽装のままでかけてしまったり、
万が一、出先で天気が急変、雪と風のホワイトアウトに襲われたら・・・。
十分な装備が車の中に用意されているのか。
もしも360度白い雪の中で立ち往生したら、どう行動すべきなのか。
「もしも目線」になってシミュレーションする必要がありそうです。
きょうの北海道は雪も風も荒れ模様の予報。
他人事ではありません。
☆本日2月17日(月)UHB「さあ!トークだよ」の特集テーマは
「吹雪で立ち往生!そのとき、アナタは?」
専門家のアドバイスをまじえて徹底検証します。
ぜひぜひご覧くださいね。
(写真は)
海の物流を支える港。
シンポジウムの事前視察で訪れた石狩湾新港です。
大きな貨物船からさまざまな物資が詰まったコンテナを荷降ろし中。
日本最大級のLNGタンクを備える石狩湾新港には
毎週サハリンから巨大タンカーがLNGを運んできます。
我が家の温かい暖房、お風呂は港と直結していた。
物流の大切さを思い知る冬であります。

