宇宙の花束

太陽と

地球と

プラズマと

大気の贈物

宇宙の花束

世界各地でオーロラが出現。

ここ数日、太陽の表面で「太陽フレア」と呼ばれる爆発現象が複数回発生、

その影響からふだんより緯度の低い地域でも「低緯度オーロラ」を観測、

なんと、北海道では肉眼でも見られた場所もあるようです。

名寄や陸別などでとらえられた美しいオーロラが

昨夜や今朝のニュースでも紹介されていましたが、

5月の夜空がピンクやパープルに染まる幻想的な映像にうっとり。

もしやと思って、昨夜ベランダに出て札幌の夜空を眺めてみましたが、

残念、野宮的肉眼ではオーロラ、確認できませんでした。

はて?オーロラ、オーロラってわかったように書いていますが、

あれ?オーロラって何だっけ?

科学的な原理をあらためて調べてみると、

な~るほど、オーロラとは太陽と地球の共同作業でありました。

太陽からは電磁波や光、プラズマ粒子が常に放出されています。

太陽風と呼ばれるその流れは地球磁気圏により大部分は押しのけられていますが

太陽フレアのような爆発現象が起こると太陽風が暴風となり地球磁気圏を歪め、

磁気嵐となり、磁気圏の隙間から極地域の大気圏に入ってきたプラズマ粒子が

地球の大気と衝突することで発光する現象が「オーロラ」なのだそうです。

ふだんは極地域など緯度が60度以上の高い地域で見られますが、

磁気嵐の発生中はより低い緯度でもオーロラが観測されることがあり、

今回は大規模な太陽フレアが複数回発生したことで、

北海道の夜空でもピンクやパープルの低緯度オーロラが見られたのですね。

なんて神秘的で美しい光景でしょう。

今日は母の日。オーロラ観測を伝える朝刊をめくると、

母の日関連の全面広告もいくつか掲載されていました。

同時にこんな記事も載っていました。

「母の日がつらい私 ー 間違ってない」

母親との関係に悩みを抱え、「感謝するのが当たり前」という空気に

戸惑いを覚えたり、取り残された気分になったり、

母の日にモヤモヤや憂鬱を抱える人たちがいることを伝える内容。

当日の今日はそんな気持ちを共有するイベントなども企画されているとか。

虐待や育児放棄、そこには至らずとも母子関係で困難を抱える人、

母に感謝できない、できない自分を責める人、

色々な事情から母と距離を置いている人、

「母の日」の「お母さんありがとう」ムードに憂鬱になる人。

家族関係の問題に関わってきた専門家は

母子関係に困難を抱えている多くの人と接してきた経験から

「『母の日』を家族のことで苦しんでいる人がいる、と知る日」に

してほしいと取材に対して応えていました。

母の日。おかあさんに感謝を伝える素敵な記念日。

でも、母の日がつらい人も、いる。

母を亡くした人も、失くした人も、母との関係が難しい人もいる。

家族だからこそ、ほどけない糸もある。

それを知る、想像することも、大切なんだと思う。

世界各地の夜空を彩るオーロラ。

今後数日は観測できる可能性があるようですが、

明日にかけては全国的にお天気が崩れる予報となっており、

今日12日、母の日が、ラストチャンスかもしれません。

太陽と地球とプラズマと大気が生み出す美しい芸術。

オーロラは、宇宙の花束。

地球に生きる人みんなを応援するお花だね。

太陽と地球と宇宙に、ありがとう。

(写真は)

初夏の恵みにも感謝

新鮮なアスパラガス

ちょっと茹ですぎた半熟卵を添えて

緑と黄色が初夏らしい