口コミ達人
へ~、夫婦喧嘩の仲裁までね~。
プロのお仕事とは幅広いものです。
何のプロ?おもてなしの達人「コンシェルジュ」であります。
爽やかな初夏の風に誘われて旅心もうずく季節、
旅先のホテルで頼りになるのがこの方たち。
ホテルの宿泊客のさまざまな相談や要望に応える専門職。
道案内やレストランの予約、航空券や観劇チケットの手配はもちろん、
時にはゲストのプライベートなリクエストの相談にも乗ってくれる、
「究極のパーソナルサービス」とも言われます。
今朝の「めざましどようび」に登場した
コンシェルジュ経験豊富なホテルウーマンのビックリおもてなし体験が
「喧嘩されたご夫婦の仲裁」案件。
沖縄のリゾートホテルに勤務していた時、
夫婦喧嘩をしたゲストのために、もう1室お部屋を用意して、
「お二人がそれぞれ冷静になる機会を作って差し上げた」のだそうです。
想像するに奥さまが
「もう、私、帰りますっ!航空券1人分だけ用意して下さいっ!」てな勢いで
コンシェルジュのデスクに乗り込んできたのを
優しく穏やかな微笑みで受け止めながら、
おもてなしのプロとして善後策を講じた、というところでしょうか。
「コンシェルジュはお客様の人生に寄りそう仕事」と言っていましたが、まさに。
そうそう、楽しむために行った旅先で大ゲンカって、結構、あるもんね~。
言ってみれば、ホテルは毎日が人生劇場。
ゲストの喜怒哀楽に寄りそうお仕事でもあるんですね~。
もうひとつプロとして大切にしているのが
「自分が体験して確かめた情報を提供すること」。
これはゲストとして大いに納得です。
先日も書きましたが、銀座で日曜日も開けているお薦めお蕎麦屋さんは
日比谷のホテルのコンシュルジュさんが
「私も良く食べに行きますが、感じのよいお店ですよ」と紹介されたお店。
また先月の江戸散歩の時、別の日比谷のホテルのコンシュルジュさんに
最中で有名な「空也」の場所を確認した際、
「やはり美味しいですよね。私も先日友人の手土産に前日に予約したんですが、
2箱買うのがやっとでした。お早めに予約された方が安心かもしれませんね」
「ですよね~」と甘いもん談議で盛り上がりました。
情報を得るだけならガイド本にスマホにタブレット、
旅の情報ツールはアナログ・デジタルよりどりみどりですが、
おもてなしのプロが実体験して確認済の情報は付加価値が違う。
間違いのない安心感と満足感はもちろん、
目の前で微笑むこの人の口コミなら絶対よね~という体温を感じる情報は
不案内な旅先では本当にありがたいものです。
「あそこのあれは美味しいよ」「ホント、今度いってみようっと」。
口コミは女性の得意技ですが、コンシュルジュの口コミはプレミアム。
しかも「情報料」はかかりません(笑)。
旅を何倍も充実させてくれるプロフェッショナル、コンシュルジュは
口コミの達人でもあります。
(写真は)
ホテルメイドのクッキーも旅の思い出。
世界各国からの要人を迎えてきたホテルの歴史が
小さなクッキーに込められている。
歴史的建築物だった旧館のデザインを模した缶も素敵。
また捨てられない空き缶になるだろう(笑)

