微笑みの威厳

ああ、朝早くから、もはや泣けた。

しかも試合前から、日本代表戦でもないのに、ブラジル人でもないのに

チアゴシウバの武者ぶるいの涙に、

もらい泣きした。

サッカーに言葉はいらない。

ワールドカップブラジル大会が日本時間の未明に開幕。

その開幕戦ブラジル対クロアチア戦の直前、

ピッチへと続く通路からの中継映像に目が吸い寄せられた。

カナリアイエローに染まるサンパウロアリーナからは

地鳴りのような大歓声が波動となって響いてくる。

スタジアム入場を前に両チームの選手の高揚感が最高潮に達する瞬間だ。

自国開催での優勝が運命づけられているブラジルのキャプテン、

世界最高のCB、チアゴシウバの目の縁がみるみる紅潮していく。

そしてその瞳は美しい涙に潤んだ。

チアゴシウバが泣いている。

ああ、もう、それだけで、しびれた。

ワールドカップは、やはり特別だ。

続く国家斉唱、ブラジルの選手もスタジアムの観衆も

演奏が終わっても国歌を歌い続けた。

アカペラでフルコーラス歌い続けた。

これが自国開催のワールドカップか。

凄い。

ブラジルの圧勝に違いない。

と世界中が確信した11分後、

クロアチアがまさかの先制点、しかもブラジルのオウンゴール。

これだからサッカーはわからない。

わからないから、面白い。

終わってみれば試合はネイマールの2ゴール、オスカルの1ゴールで

3対1でブラジルの逆転勝ちでしたが、

ブラジルの得点力、クロアチアの組織力双方が光った、

まさにしびれる開幕戦でありました。

まだ開幕戦ですよ、こんな興奮が1ヶ月続くかと思うと最高です。

ワールドカップ中継はCMのレベルも半端ありません。

早朝であろうとかなりの視聴率が期待できますから

W杯特別ヴァージョンの力作揃い、トイレ休憩の暇がない(笑)。

コピーもしびれますね~。

「もし、サッカーがなかったら、6月なんて退屈な季節だ」。

そうだよね~。

うっとうしい梅雨どきも熱狂の季節になっちゃうもんね~。

CMもみどころ満載の6月です。

そして今大会のもうひとつの見どころは審判。

開幕戦のホイッスルを吹いたのは日本人審判団でしたね。

西村雄一主審、カッコ良かったー!。

180cm超えの長身、90分走りきるフィジカル、そして、あの微笑み。

世界中が興奮の極致で迎えた入場時にも

優しい微笑みを浮かべて試合球を軽やかに手にとりました。

そして試合開始、開幕戦のジャッジが大会の基準となると言われますが、

ネイマールへのイエローカードも、ブラジルのPKも毅然として提示。

抗議するクロアチアの選手たちが赤い壁になって詰め寄ってきても、

ひるまず、冷静に、ジャッジを示していました。

「微笑みの審判」との異名をとる西村主審ですが、

ブラジル大会は彼が吹いた「微笑みの威厳」ある笛が基準になることでしょう。

公平にコントロールされた素晴らしい試合が続く予感がします。

で、女子的みどころは、うふふ、試合終了後のユニフォーム交換。

反則をとられる心配もなく(試合中脱ぐのはご法度)、無料で(笑)、

鍛えぬいた体脂肪一ケタの筋肉美の数々を観賞できます。

腹筋、背筋も素晴らしいけど、お尻の筋肉が物凄い。

選手によってはお尻の筋肉の盛り上がりが凄過ぎて

ユニフォームのパンツがずり下がり、アンダーウェアが見えそう場合も。

天性の肉体にどれだけのトレーニングを積んできたことか。

世界最高の筋肉もみどころ。

さあ、退屈なんてしているヒマがない6月だ。

あさってコートジボワール戦に向けて、調整しなければ。

日曜日の朝、不要不急の電話、訪問は控えましょう(笑)。

(写真は)

まんまるのサッカーボールのようなアレンジメント。

江戸散歩で宿泊したホテルのメインロビーを飾っていました。

2014年6月。

やたらと、まんまるいモノばかりが、気になる(笑)。