ピッチを洗う雨

今日は七夕。

織姫と彦星にとって年に一度きりの大切な逢瀬の日ですが、

九州方面は記録的な豪雨に見舞われ、

沖縄には台風8号が接近中、

日本列島ところによっては切ない雨の七夕となりそうです。

遠くブラジルも・・・。

優勝まであと2試合を前にエース、ネイマール選手が負傷離脱。

負傷個所は第3腰椎の骨折で残り試合は出場不可能、

ネイマールのいないW杯なんて想像もしていなかった。本当に残念無念。

彼のプレーを目にするだけで幸せだったのに。

ダンスを踊るようにディフェンダーの間をすり抜けていく華奢な体、

しなやかで長い手足が刻む独特のリズム、

よくしなる鞭のようなキック、

そこから放たれたボールが描く美しい曲線。

サッカーの楽しさを体で表現してくれる唯一の存在だったのに。

ネイマールのいないW杯なんて(涙)。

誰よりも母国開催の決勝のピッチに立つことを夢見ていたネイマールは

気丈にもビデオレターでサポーターにメッセージを伝えています。

「僕の夢は終わっていない。これからも続く。

きっと仲間がチャンピオンになってくれる」

そう語る彼の瞼はどれだけ涙を流したのでしょう、

キュートな二重瞼がピンク色に腫れていました。

7月7日に降る雨は「洒涙雨」。

「さいるいう」または「せいるいう」。

雨で逢えなくなった織姫・彦星の二人が流す恨みの雨とも、

逢瀬の後の別れの涙とも言われます。

また逢瀬の前日に降る雨は

二人が乗る牛車を濡らす「洗車雨」と呼ばれます。

ネイマールが流した涙、世界中のファンが流した涙は

ブラジルの緑のピッチを洗う悲しみと無念の雨。

でも彼自身が語ったように「夢はこれからも続く」。

雨を降らした雲の向こうには必ず青空が待っている。

どしゃ降りの後にはぴっかぴかの晴天が待っているんだ。

ネイマールの負傷も今後の選手生命には影響ないという。

しっかりと治ったらまた「見て楽しい」プレーを観られるし、

チームメイトのセレソンたちネもイマールの分まで頑張ってくれるはず。

ピッチを洗う雨の後に大きな虹が広がるか。

あさっての準決勝ドイツ対ブラジルは

稀代の名勝負になるに違いない。

泣いたカラスもわくわくしてきた。

ドラマはこれからも続く。

七夕の月曜日。

札幌は少しずつ青空がのぞきそうな予感。

お二人の逢瀬、今年は北海道方面が良かろうかと。

牛車は北をめざそう。

(写真は)

W杯準決勝、決勝用おやつ(笑)。

数あるイタリア土産菓子軍団の中から

老舗のチョコレートボックスをチョイス。

優勝予想をしながら一粒、

残り試合を惜しんで一粒、

ああ、もう3試合でお祭りが終わっちゃうよ~。

チョコはこんなにあるのに。