ドリームハウス

リカちゃんの最新のおうちは「スマートハウス」。

女の子の定番おもちゃ「リカちゃんハウス」、19日発売の最新版は

太陽電池や蓄電池を取り入れた「スマートハウス」とか。

リカちゃんハウスはその時代を映すドリームハウス、

今や女の子の夢に「エコ」や「省エネ」は欠かせないようです。

ほぼトップ扱い?の朝刊の経済面の記事には

リカちゃんハウス46年の歴史が写真付きで掲載されていました。

1968年発売の初代は応接間1室だけ、

日本の住宅がまだ狭かった時代を反映しています。

高度経済成長真っ盛りの71年には団地より豪華な「リカちゃんマンション」、

88年バブル経済真っ只中には

過去最大の広さを誇る「ひろびろオクション」が登場、

リカちゃんちもバブルの恩恵を謳歌しました。

六本木ヒルズが登場した2004年には「ハートヒルズマンション」、

2012年発売の「グランドドリーム」は

若く美しいリカちゃんのおばあちゃんの大きな家で、

活動的な高齢者像、アクテイブシニアを反映しています。

リカちゃんハウスは世につれ、世はリカちゃんハウスにつれ、であります。

2014年の最新版はスマホやタブレット端末をかざすと

本物のスマートハウスにあるモニターとそっくりの画面が映し出され、

その日の発電量やお天気などが確認でできる本格派ですが、

この本物リアリティこそがリカちゃんハウスの肝。

3歳から小学校低学年までの子供たち対象のモニター調査に基づき、

とにかく「リアル」にこだわって歴代のハウスが開発されてきそうです。

今の家しか知らない子供たちには

「少しでも古くさいもの」は受け入れてもらえないとか。

子供に子供だましは通用しないということです。

そういえば子供たちのおままごとの会話に

思わずドッキリすること、ありますよね。

「もう、早くしなさいってば」「ぐずぐずしないのっ」「だから言ったでしょ」、

ん~?お母さん役の女の子の台詞と口調、どこかで聞いたような・・・?

もしかして、私?やだぁ、もう~なんて、よくある話。

また小さな子供は親の携帯電話をやたらと触りたがるものですが、

代わりに使用済みの電池なしの携帯を与えても「ぷいっ」、見向きもしません。

子供は大人が大事そうに使っている「本物」に興味があるのです。

「リアル」が大好きな子供たち。

最新のスマートハウスを供給するメーカーによれば、

きょうびのおままごと、大人の会話をまねたがる子供たちにとって

「エコ」や「省エネ」は欠かせないキーワードだそう。

「あら奥さま、素敵なおうち~、やっぱりエコ、よね~」

「そうよね~、省エネ、大事ですものね~、うふふふ」なんて

小さな女の子たちが最新リカちゃんハウスで遊ぶ様子が目に浮かびます。

ママたちが日頃口にするワードが子供たちの「なう」。

今や息子もめっきりでかくなって、

子供たちのおままごとに接する機会はとんとありませんが、

公園あたりでちょっと現場を潜入取材したくなってきます。

「あら~お買い物?」「そ、今日ポイント倍でしょ?」

「野菜はやっぱりオーガニックでなくちゃね」

「ホント、有機は味が違うもの」とか(笑)。

ひっくり返せば、子供を見れば、

いまどきママたちのトレンド関心もわかるとも言えるわけで。

マーケティングリサーチするなら

おままごとを狙え?

現代の「ドリームハウスなう」が

そこにあるかも、です。

(写真は)

台風8号の影響が気になる空ですが、

札幌は夏の青空が広がり始めてきました。

マンション前の植え込み、紫陽花の青紫色が清々しい。

7月。北の紫陽花ロードが見頃です。